「球団内がザワついた」ソフトバンク公式チアを4人も輩出の謎チーム 勘違いでまさかの道場破り

西日本スポーツ

 ソフトバンク公式チア「ハニーズ」2020年度メンバー20人の活動が始まった。応募者約100人の中からオーディションを勝ち上がった個性派ぞろい。今季で3年目のMAYUMI。実は現ハニーズメンバーに、中学時代からの仲間が3人もいる。

 球団のハニーズ担当者いわく「すごい子たちが来た、と社内がザワついたことがある」という。現在4年目のNANAとNOA。中学から高校時代にかけ、ダンスチームを組んでともに活動していた2人は、即戦力としてオーディションを通過した。同じチームの後輩MAYUMIとSHOKOが、翌年のオーディションに参加。謎の実力派集団に、関係者は「まだいたのか」とまた驚いた。

 MAYUMIは幼稚園でお遊戯会があると「真ん中で踊りたい」と言う目立ちたがりだった。小学3年時、地元佐賀の公民館で開かれる出張ダンススクールのチラシを目にした。「軽い気持ちで」行ってみて、ダンスに目覚める。そのうち福岡のスクールで本格的に習うようになった。

 通っていたスクールにハニーズ入りした先輩がいた。話を聞くうち、興味を持ったNANAとNOAが「オーディション受けようかな」と言い出した。そこで試合ではなくハニーズを見に行くために、チームの仲間4人でヤフオクドームへ行った。出番やステージを目にして、抱いていたチアガールのイメージとは違う実像に触れた。「すごい、こんなに踊ってるんだ!」。良い方向に印象が変わった。

 直前、4人は球場に隣接する「ハニーズダンススクール」を見学していた。「体験」を申し込んだ。「ハニーズの練習風景が見られると思ったから」だったが、同スクールはOGや現役ハニーズが4歳以上を対象にダンスを教える場だ。とんだ勘違いの末、幼稚園児2人の横でゴリゴリに踊る4人。まさかの道場破り状態に、説明するアルバイトのスタッフも困惑気味だった。

そんな4人が火を付けられる要素もあった。ハニーズ独特のステップがあったのだ。「難しくて、マネしようとするけど全然できない。このステップ初めて見る…」。歯ごたえもハニーズへの道の後押しになった。実際その後、他球団のチアと合同で出演するイベントがあると、このステップのやり方をよく質問されるという。

勘違いから数年、4人は今も競い合って高め合っている。MAYUMIは「1年目はMCが全然できなかった。2年目は少し気持ちに余裕もできて、MCにも挑戦させてもらった。その反省点、改善点が出てきたところで去年は終わってるので、3年目はそれを生かしていきたいですね」と、着実なステップアップを思い描いた。

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