巨人チアを卒業してCAを目指したのに「就活をやめて」ソフトバンクのチアになった理由

西日本スポーツ

 ソフトバンク公式ダンス&パフォーマンスチーム「ハニーズ」2020年度メンバー20人の活動が始まった。応募者約100人の中からオーディションを勝ち上がった個性派ぞろい。2年目のMIKUはかつて巨人のチア「ヴィーナス」に所属していた。チアとしての活動に区切りをつけ就職を目指したが、そこから一転、ハニーズに「移籍」することになった。

 出身は千葉。高校時代にチアリーディング部に所属していた。入部の準備として、半年ほどアクロバット教室に通い、バック転や宙返りを習う熱の入れようだった。「アクロバットが得意な人募集」「グラウンドで踊りましょう」…巨人のチアの募集にぴんときた。

 「チアリーディングの競技の間にダンスが入るんですけど、ダンス自体は習ったことがなくて。ヒップホップとかジャズ(ダンス)とか、やったことなくて、『ヴィーナス』に入ってからなんです」。無我夢中の1年目。持ち前のアクロバットを生かし切れた実感がなく、オーディションを受け直して2年目を過ごし、彼女としては「あーもうやりきった!」という感覚が残った。

 「もともとは就活しようと思ってたんです。チアは2年で、と思っていたんですけど、ハニーズにひかれてしまって。やりたいな、と」。キャビンアテンダント(CA)を目指し、航空会社の入社試験を受けようとしていた頃。「ヴィーナスをやめて、勉強しながら、ユーチューブを見ていたらハニーズが出てきた」と言う。

 気がつけば動画にくぎ付けだった。「何このチーム!」と衝撃を受けた。「それまで他球団のチアをあんまり見たことがなかったんですけど、ステージの動画を見たときに、表現力がプロダンサー並みにすごくて。カッコよくて、こういうところで踊ってみたいなと思って、ひかれて。就活をやめて、こっち(ハニーズ)を受けました」。ぐぐっと夢を方向転換した。

 巨人のチアと、ソフトバンクのチアはキャラクターが大きく異なるという。「ヴィーナスは正統派と言うか。みんながそろった統一感みたいなものがある」。そんな様式美もあれば、あえてそろえない魅力もある。「ハニーズは自由っていうか。髪色もそれぞれだし、個性が立っているので、自分らしさを出せるように頑張っています」。入ってすぐの頃は、ダンスのレベルに「大丈夫か、ここで。ついていけるんかな」と不安もあったが、しゃにむに走ってきた。得意のバック転は「たとえ目が回ろうとも、いけるとこまではいきたいなっていう精神」で披露し、これまで最高で12回連続をマークしている。

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