小郡市出身の猶本が東京五輪へラストアピール なでしこ代表合宿

西日本スポーツ 松田 達也

 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の代表合宿(福島・Jヴィレッジ)に参加している浦和の猶本光(25)=福岡県小郡市出身=が15日、東京五輪のメンバー入りに向けたラストアピールへの思いを語った。五輪出場への強い思いでドイツのフライブルクから日本への復帰を決断。ドイツで磨いた守備力を生かし、激しい競争を勝ち抜く意欲を示した。

■夢舞台追い浦和に復帰

 東京五輪への強い思いが言葉からあふれた。ドイツでのプレーに一区切りをつけて古巣の浦和に復帰した猶本は「一番大きな理由は東京五輪。海外にいたら、今回の合宿にも参加できなかった。コンディションのことを含め、日本でプレーした方がいい、と判断した」と語った。

 なでしこは昨年6月のワールドカップ(W杯)フランス大会、同12月の東アジアE-1選手権を経て骨格を固めている。今後も国内で合宿が続くこともあり、両大会に参加していない猶本は限られた時間でのアピールのため、日本に戻った。

■U20W杯の経験が原点

 五輪への思いを強くしたのは、2012年に日本で開催されたU-20(20歳以下)W杯の経験から。「U-20でプレーしたとき、すごいパワーをもらった。東京で五輪があれば、子どもたちに見てもらえる機会も多くなるし、影響力や注目度も大きいと思う」。大観衆に後押しされ、主力としてチームを3位に導いた当時の雰囲気に思いをはせた。

 メンバー入りに向け、この日の練習でも激しい当たりの守備、ミドルシュートで存在感を示した。「なでしこのサッカーに適応した上で、守備でボールを奪いきる自分の持ち味を出したい」。攻撃的なパスサッカーを志向するチームで、強さを発揮する貴重なボランチとして生き残りを狙う。 (松田達也)

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2020/4/6 23:00 更新
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