桑原逃げて大会連覇 九州地区選手権 【からつ】

西日本スポーツ 荒木 翔吾

 からつボートの真冬の特別戦第2弾、G1第66回九州地区選手権(優勝賞金480万円)は最終日の18日、12Rで優勝戦が行われ、1号艇の桑原悠(32)=長崎=がイン速攻。九州チャンプに輝くとともに、史上4人目の地区選連覇を達成した。2着は枝尾賢(38)=福岡=、男女混合G1Vに挑んだ小野生奈(31)=福岡=が、3着に入った。6日間の総売上額は44億円余り(目標額40億円)で、盛況に幕を閉じた。

ヒーロー

 再び優勝旗に名前を刻んだ。ポールポジションに陣取った桑原悠が、西山貴浩の前付けに動じることなく、トップSの踏み込み。「自分の中では精いっぱい行けた。本番は回り過ぎで不安があったので、本当にうれしい」。1Mは瓜生正義の渾身(こんしん)のまくり差しも受け止めて、地区選連覇の喜びをかみしめた。

 エンジンはハッキリいって、心もとなかった。2連対率31%の平凡機に「序盤はダメだと思った。仕上げにも苦労した」と四苦八苦。それでも、立て直しに成功したのは昨年の経験があったから。「地区選を取れたことやクラシックの優出で、気持ちの面が変わった。成長した姿は見せられたかな」。並み居る銘柄級を相手に、王道を築き上げた。

 昨年は勢いそのままに、SGグランプリ出場まであと一歩に迫った。「シリーズの方に出て、大きい舞台で活躍したいと思った。そのためには、SGで結果を出さないといけない」。見据える先は、年末の大一番・グランプリしかない。

 これで来月に控えるSG開幕戦・クラシック(平和島)の出場切符を手中。「ギリギリセーフ(笑)。いつかは長崎支部のエースと呼ばれるようになりたい」。その日がやってくるのは、遠い話ではないはずだ。 (荒木翔吾)

 ◆桑原悠(くわはら・ゆう)1987年5月27日生まれの32歳。長崎県出身。2008年5月、大村デビューの102期。G1は初Vだった昨年の九州地区選以来、2回目のV。同年3月のクラシックでSG初出場、初優出(3)するなど計5大会のSGに出場して、飛躍の一年を過ごした。166センチ、51キロ、A型。

【優勝戦VTR】

 S展示の進入は(1)(2)(6)(3)/(4)(5)だったが、本番は西山が2コースまで動き、(1)(6)(2)/(3)(4)(5)。絶好枠の桑原が、コンマ11のトップSでイン先マイ。そのまま後続を突き放した。瓜生のまくり差しも届きかけたが、西山と接触して後退。枝尾と小野で大接戦となった2着争いは、枝尾が3周1Mで振り切った。小野が3着。

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