ソフトバンク・スチュワート、153キロ圧巻1軍デビュー 和田も認める進化とは

西日本スポーツ 長浜 幸治

 ◆ソフトバンク春季キャンプ紅白戦(20日、宮崎・生目の杜運動公園)

 「1軍デビュー」で圧巻の153キロ!! 福岡ソフトバンクのカーター・スチュワート投手(20)がA組紅白戦に初登板し、2回無失点と好投した。198センチの長身から投げ下ろす直球と落差の大きなカーブを駆使して3奪三振。課題とされていた走者を背負った場面でも最速1秒05の高速クイックを披露するなど、来日2年目右腕が進化を披露した。

 米メジャーのドラフトで1巡目指名を受けた右腕が名刺代わりに150キロ台の速球を連発した。白組2番手として3回から登板。「楽しみにしていた。少し興奮していたね」。ボルテージの上がった右腕は先頭佐藤を150キロ直球で空振り三振に取ると、1死一塁で迎えた九鬼の4球目にはこの日最速の153キロを計測。直後の150キロで再び空振り三振を奪うと、続く周東は外角いっぱいのカーブで見逃し三振。この回の3アウトはすべて三振だった。

 力技だけではない。1死から柳町に右前打を許し、セットポジションでの投球が続いたが、クイック投球のタイムは最速1秒05をマーク。17日のヤクルトとの2軍練習試合では1秒30前後だっただけに劇的な改善だ。「ヤクルト戦では左足を高く上げすぎていたので、それを低くした」。観戦していた和田も「おっ、クイックが速くなったな」とつぶやくほど、明らかな進化だ。

 一方で2イニング目となった4回は直球が140キロ台後半に落ち込み、1四球を与えるなど体力不足も露呈。それでも倉野ファーム投手統括コーチは「ポテンシャルの高さは分かっている。伸びしろは無限」と期待を口にする。まだ成長段階ながら、今後が楽しみになる投球だった。 (長浜幸治)

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