ソフトバンク東浜がOP戦開幕投手 オリの米282発ジョーンズ出場予定に「本当ですか?」

西日本スポーツ 鎌田 真一郎

 先陣でAJ斬り! 福岡ソフトバンクの東浜巨投手(29)が、今季のオープン戦初戦となる23日のオリックス戦(宮崎市清武)で先発する。同戦に出場予定の米大リーグで通算282本塁打&1939安打を誇るアダム・ジョーンズ外野手(34)を封じた上で、シーズンを見据え「生」データを収集する構えだ。開幕ローテーション争いも本格化する中、先陣を切る右腕が注目の大砲斬りで競争を抜け出していく。

 オープン戦の初戦は、東浜に託される。昨年6月に受けた右肘手術からの完全復活を期す右腕は、9日のシート打撃では打者6人に対し被安打1、17日の紅白戦では最速146キロをマークし2回無安打と仕上がりは順調そのもの。今季初の対外試合を前に、また一段と気持ちを高ぶらせる。

 「対外試合は、また違う(打者の)反応がある。与えられる機会は限られた中で、課題は出てくる。一つずつ前に進んでいきたい」

 この試合に、オリックスに今季から加入した大注目の新外国人ジョーンズが出場予定であることを聞かされると「本当ですか?」と、とっさに反応した。米大リーグ通算282本塁打&1939安打をマークし、5度のオールスター出場歴を誇るスーパースターの存在に心の針が振れるのは当然のこと。対戦が実現する事実を受け止めると落ち着いて語った。

 「チームとしても、どういうバッターか見てみたいと思う。そういう意味でも大事。新戦力は確認しないといけない」

 オリックスとは、開幕2カード目で対戦予定。昨季、チームの対戦成績は16勝7敗2分けとカード別で最多となる九つの貯金をつくった。3年ぶりのリーグ王座の奪還を成し遂げるためには、しっかりたたきたい相手。そのためにも、吉田正とともに打線の核となる新外国人の“正体”を暴いておく必要がある。

 登板前日の22日、東浜はブルペンに入って最終調整を行った。実戦に登板し課題に挙がったセットポジションからの投球を含め、試合をイメージしながら投球。最後の43球目の直球を外角にきっちり制球し、ブルペンに乾いた音をとどろかせた。

 2017年の最多勝右腕も、昨季は右肘の故障の影響で7試合(2勝2敗)の登板にとどまり、自身で先発ローテーションを“勝ち取る”立場と位置づける。「結果? そこは、貪欲に欲しいです」。登板は3イニングの予定。実績十分の米大リーガーを抑えながら丸裸にして、スコアボードに「0」を並べるつもりだ。オープン戦で先陣を切る右腕が、先手必勝でサバイバルから一歩抜け出していく。(鎌田真一郎)

PR

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング

PR

注目のテーマ