39歳の開幕ローテへ前進 ソフトバンク和田が修正能力発揮で無失点

西日本スポーツ 鎌田 真一郎

 ◆練習試合 ソフトバンク2-1ロッテ(25日、宮崎・アイビースタジアム)

 福岡ソフトバンクの和田毅投手(39)が25日、「球春みやざきベースボールゲームズ」ロッテ戦(宮崎アイビー)で今季初めて対外試合に登板し、ツキも味方に付け3回無失点に抑えた。初回先頭打者に三塁打を許しながら得点を許さず、昨季までのチームメート福田秀もきっちり料理。開幕投手が決まらない苦しい投手事情の中、現状では開幕2カード目のオリックス3連戦(京セラドーム大阪)に照準を合わせるベテラン左腕が開幕ローテ入りへ前進した。

■初回に先頭三塁打も抑えた

 予定されていた最終イニングの3回、2死から和田が打席に迎えたのは昨季までチームメートの福田秀だった。スタンドがひときわ盛り上がる。初球のスライダー。振り抜かれた打球は、快音を残し右中間を襲う。左腕はボールの行方を、すぐに目で追い掛けない。歓声が湧き、ボールが右翼手柳町のグラブに収まったことを確認すると、一息ついたベテランは静かにベンチへ引き揚げた。

 「やっぱり、いい打者。最後のフライもヤフオク(PayPay)ドームとか、ラグーンのある(ZOZO)マリンなら入っているかもと思った」。1打席目は四球を与えていた。打ち取りながらも39歳は謙遜した。

 初回は先頭藤原に直球を左中間フェンス直撃の三塁打にされるなど2安打、1四球ながら味方の守備にも助けられての無失点。「運がよかった。2、3点取られていてもおかしくなかった」と腕に頼って投げていた立ち上がりの投球を反省した上で、3回の投球には「感覚的に良くてヒントになる」と手応えを見いだした。

 投手陣に故障者が続出するチームにとって、23日のオープン戦オリックス戦で3回無失点の快投を見せた東浜に続き、開幕ローテ候補が結果を残したことは好材料だ。千賀がノースロー調整中で、高橋礼が左太もも裏痛でリハビリを続けるなど開幕投手が決まらない現状ながら、和田は開幕2カード目のオリックス3連戦に照準を合わせている。自ら納得しない内容ながらも結果としてゼロに抑えたことは大きい。ベテラン左腕が、投げるたびに3年ぶりの開幕ローテ入りへと近づいている。 (鎌田真一郎)

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