練習見学可能もファンまばら J2福岡の前「心苦しさもあるけど」

西日本スポーツ

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴うJリーグの公式戦延期決定から一夜明けた26日、J2アビスパ福岡が福岡市の雁の巣球技場で練習を行い、約1時間半汗を流した。

 25日は練習が休みで選手はそれぞれスタッフから延期の連絡を受けた。主将の前寛之(24)は「初めてのことなので驚いたけど、安全性を考えれば仕方がない」と納得の表情を見せた。

 チームは練習前に約10分間のミーティングを行い今後のスケジュールを確認。基本的に同球技場で練習を続け、週1回ペースで練習試合を組む予定という。

 長谷部茂利監督も「決定したことなので適応が大事」と切り替え、練習ではコート半分を使って攻守の人数を変えながらゴールを狙うという複雑なメニューを行った。ボールを回す「ポゼッションサッカー」とカウンターを使い分ける意識を高めるのが狙いで、前は「公式戦があると目の前の試合の準備をする必要がある。(試合間隔が空く)この時期だからチャレンジできた練習」と語る。長身DFとして期待される新加入のドウグラスグローリ(30)が18日に合流したばかりで、中断期間を利用してチームへの適応を深める時間も取れただけに、長谷部監督は「そこは前向きに捉えられる」と受け止めた。

 感染拡大に伴いクラブは宮崎キャンプ中の2日から練習場でのファンサービスを見合わせている。見学は可能だが、26日は10人弱にとどまった。前は「心苦しさもあるけど、なるべく接触を避けるのがお互いにとっていい。代わりに何ができるか考えたい」と別の形でサポーターに情報を発信できる手段を思案している。

 Jリーグの発表通りのスケジュールなら、福岡のリーグ再開初戦は3月18日の町田戦、2戦目が同22日の金沢戦。いずれも同1日から「ベスト電器スタジアム」と改称されるホームでの試合となる。前は「力をつけてホームに臨むので楽しみにしてほしい」と延期期間を挟んでの連勝発進を誓った。(末継智章)

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