ソフトバンク松本の好調に根拠あり 器用さが裏目にならず/池田親興

西日本スポーツ

 ◆練習試合 ソフトバンク7―2西武(27日、宮崎・アイビースタジアム)

 松本は変化球を巧みに投げられる器用な投手である。器用であるために、昨年は変化球に頼りすぎて自分のリズムを崩していた。今春の実戦は計4試合で9イニングを投げて無失点。真っすぐをしっかり投げ込みながら変化球を織り交ぜることで、投球の幅が広がっているのが要因だ。

 この日も、マウンドに上がるとすぐに西武の強力クリーンアップを三者凡退。不利なカウントになってからも慌てず、ストライクを取りながら攻めていけるところが今の安定感につながっている。前の打席で本塁打を放っていた新外国人スパンジェンバーグから3球で三振を奪ったのも良かった。この打席でベンチに下がったが、新加入だけに良いイメージだけで終わらせないことも大事だった。

 今後、体ができてくれば、おそらく真っすぐはもう少し速くなり松本のギアも上がるだろう。実戦ではより主力打者が出てきて、チーム内でもふるい落としが始まる。千賀や高橋礼の調整遅れはあるが、チームの投手陣の調子がいい。その中でも松本が今のピッチングを続ければ先発ローテーションも狙えるし、中継ぎになっても投手陣の軸になれる。 (西日本スポーツ評論家)

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