ソフトバンク公式チアで生きる野球部マネ経験 球団担当者も認める「神対応」

西日本スポーツ

 ソフトバンク公式ダンス&パフォーマンスチーム「ハニーズ」2020年度メンバー20人の活動が始まった。応募者約100人の中からオーディションを勝ち上がった個性派ぞろい。今季で3年目のNanamiは高校時代、野球部のマネジャーだった。

 福岡出身。もともと野球に興味はなかった。野球中継だったら「面白くない~」と駄々をこね、テレビのチャンネルを替えてしまうほど。それが小学校も高学年になるころ、祖父に初めてヤフードーム(当時)へ連れてこられて、イメージが一変した。「テレビで見ていた光景と、ライトスタンドからの声援にすごく感動して。そこで初めてハニーズも見て、ダンスに魅了されました」

 次に観戦に訪れたとき、今度は、自分と年の変わらない子どもたちがグラウンドで踊っているのを見た。ソフトバンクが福岡などで運営する、現役ハニーズやOGらが指導にあたる「ハニーズダンススクール」の生徒だった。当時Nanamiが習っていたのは新体操。幼稚園のころからの習い事を小6までやりきることが条件で、中学に入ってからは同スクールに通わせてもらった。

 その前から球場にポンポンを持参し、通路で一人踊るほどだった。「今、考えたらめちゃくちゃ恥ずかしいですけどね」。服装もハニーズそっくりにして、ステージ脇で一人踊る姿が、ユーチューブに投稿されて残っているという。そしてこう思った。「ハニーズになるには、もっと野球に詳しくならないと。野球部のマネジャーになって勉強して、野球の知識を身につけよう」

 マネジャーをしながら、ハニーズダンススクールにも通った。「ダンスじゃなかなか稼げないよ」と諭す先生に「私はこれ一本でやってきたから、これしかないです」と反発するうち、徐々に周りも応援してくれるようになった。野球部の監督も理解し、スクールと両立できるように配慮してくれた。

 「スコアをつけられるようになったことで、野球のプレーを説明できるようになったことが、今に生きていると思います。それから(マネジャーの仕事の一つとして)選手交代とかのアナウンスもしてたんで、MCにも生かせてるかなと」。そしてマネジャー時代に身につけた気配りは、球団の担当者も「ファン対応が上手」と認めるほど。「人の名前を覚えるのが得意だし、お客さん一人一人の特徴や、服装の違いも頭に入る。すぐ人と仲良くなれるのは、ハニーズの活動に生かせてると思います」。マネジャーとして流した汗は、確実に今につながっている。

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