ソフトバンク石川力投4回「長いな」2年ぶり“長丁場”で開幕ローテへ

西日本スポーツ

 ◆オープン戦 ソフトバンク5-3ヤクルト(5日、ペイペイドーム)

 4回を投げ切った石川は率直な思いを口にした。「長いな、と思った。先発して4回投げるのは1年ぶりだったので」。実際は本人の記憶より、もっと前。2018年7月26日のロッテ戦(当時ヤフオクドーム)で6回を投げて以来の“長丁場”だった。

 自身初の開幕ローテーション入りを狙う右腕は、序盤に持ち味を発揮した。初回に投げた12球のうち、ボールは2球だけ。3番山田哲をこの日最速タイの148キロで中飛に打ち取り、3人で抑えた。目標に「スピードアップ賞」を掲げるだけあって、プレーボールからわずか2分45秒でベンチに引き揚げてきた。

 2回もハイテンポな投球で雄平をフォークで空振り三振に仕留めるなど13球で3人を料理。要した時間はわずか3分。「序盤は持ち味が出せた。ストライクゾーンに、イメージ通りの軌道で角度をつけて投げられた」。手応えはあった。

 課題が見えたのは、走者を出してから。3回2死から四球で初めての走者を出すと、二盗を許し、連打を浴びた。「ランナーが出てから、カーブのイメージと体が合わなかった」。1点を失ったものの、最後は2死一、三塁のピンチに山田哲を外角低め146キロで見逃し三振に仕留めた。前回登板だった2月27日の西武との練習試合では3回1失点で不満顔だったが、今回は68球を投げて4回を被安打2、5奪三振、1失点と上々の内容だった。

 18年は先発、救援の“二刀流”で13勝をマーク。飛躍を期待された昨季は、右肘の故障などの影響でわずか2試合の登板にとどまったが、その能力は首脳陣も高く評価。開幕ローテーション入りも目前に迫っている。それでも「いい意味で開幕ローテは気にしていない。味方と戦っている場合ではない。目の前のバッターを抑えていくだけ」と淡々と語る。

 開幕ローテーション入りは、既に東浜、バンデンハーク、ムーア、和田が当確ランプをともしている。残る2枠。スタミナが戻れば、そこに石川の名が刻まれそうだ。

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