心配無用!ソフトバンク東浜が見せた変化 開幕任せた工藤監督もホッ

西日本スポーツ 鎌田 真一郎

 ◆オープン戦 DeNA4-2ソフトバンク(7日、横浜)

 「3・20」に不安なし!! 福岡ソフトバンクの東浜巨投手(29)が、8年目で初の開幕投手指名に「一発快投」で応えた。5日に工藤監督に通達された右腕は、7日のDeNAとのオープン戦(横浜)に先発し、5回2/3を2安打1失点と好投。前回登板でソロ4発と痛打された「曲がり球」も修正し、直球も最速148キロをマーク。13日の広島戦でのオープン戦最終登板で総仕上げして大役に臨む。

 「3・20」への不安材料を一掃した。5日の試合前練習中の大役通達から2日後。先発マウンドに上がった東浜が結果を出した。初回は先頭の神里に右前打を許したが、新外国人オースティンと2年連続セ・リーグ本塁打王のソトを続けて空振り三振に仕留めた。

 「感覚がだいぶ良くなった。スライダーを(カウント球にも決め球にも)どっちにも使えたので、投球の幅が広がると思う」。オースティンには140キロ台の直球を4球続け、決め球はワンバウンドになる低めのスライダー。ソトもほぼ同じ球で空を切らせた。

 前回登板した2月29日の阪神とのオープン戦(ペイペイドーム)では、ソロ4被弾で4回4失点。打たれたのはカットボールとカーブだった。開幕投手に決まってから最初の登板となる今回は、前回痛打された「曲がり球」の精度向上もテーマの一つだった。

 前回はストライクゾーン内でカットボールを多用したが、今回はより曲がり幅の大きいスライダーを軸にしたことが奏功。4三振のうち、三つをスライダーで奪った。直球も最速148キロをマーク。「真っすぐも良くて、だいぶ形になってきた」と手応え十分だ。

 77球を投げ、予定の球数に達した6回2死一塁の場面で交代。2番手の松田遼が本塁打を浴びて1失点が記録されたが、ほぼ完璧な投球内容だった。昨年6月に右肘を手術した右腕にとって、6回途中まで投げたのは昨年4月22日のオリックス戦以来となった。

 「こんな感じだったなと。そこを経験できたのは良かった」。5回2/3を2安打1失点という結果以上に実り多い登板に、工藤監督も「指名した後だったので、僕自身もそうだし、本人もほっとしているというか、満足いく投球だったと思います」と目を細めた。

 8年目で初の大役に「自発的になり、気持ちが引き締まった。やらなきゃいけないし、周りの見方も変わる」と口にする。13日の広島戦(ペイペイドーム)がオープン戦最終登板の見込み。「球数も増えるし、本番のつもりで投げる」。本拠地のマウンドで総仕上げする。(鎌田真一郎)

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