一山に瀬古さん太鼓判「日本記録を狙う1番手」補欠の松田にもエール

西日本スポーツ

 ◆名古屋ウィメンズマラソン(8日・ナゴヤドーム発着)

 日本陸連の瀬古利彦マラソン強化プロジェクトリーダーが、レース後に記者会見し、2時間20分29秒で優勝して東京五輪代表入りを決めた一山麻緒(ワコール)=鹿児島県出水市出身=を絶賛した。

 瀬古氏は「一山選手、本当にいい走りでした。雨が降って、記録が出るのかなと心配したが、どこ吹く風で30キロ以降自信を持って走ってくれた。30キロすぎにちょっとランニングハイになる心配はあったけど、何もいらなかった。本当に素晴らしい走り。この走りができれば世界に通用すると思う。能力が高いと分かっていたが、これほど力がついたというのには驚いた」とたたえた。さらに東京マラソンで自身の日本記録を更新した大迫傑(ナイキ)を引き合いに出し「MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)で悔しい思いをして、大迫選手と同じような気持ちで臨んだと思う。雨の中、心配したけど昨年の東京の冷たい雨が彼女の経験になったと思う。今日の雨の方が暖かくて、大丈夫と思ってスタートしたと思う。五輪でも期待したい」と語った。

 報道陣から一山の強みについて問われると「トラックでも速いし、前へ前へという強気の走りが彼女の持ち味。前半から自信を持って走っている気がする」と説明。「いいコンディションなら2時間20分を切っていた。日本記録(野口みずきが2005年・ベルリンで出した2時間19分12秒)を狙う1番手だと思っている」と太鼓判を押した。

 これで東京五輪マラソン代表は男女とも全て決定。「MGCは本当に強い者を選べた」と自負し、今回の一山の快走で東京五輪では補欠に回った松田瑞生(ダイハツ)に「よく頑張った。ルールはルール。今日の走りを見たらしょうがないと思う。記録を破るために松田さんも努力する。そうなればMGCをつくってよかった」とエールを送った。

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