雨天中止でソフトバンク9日急きょ紅白戦「松本対二保」先発争い投げ合い

西日本スポーツ 倉成 孝史

 超サバイバル紅白戦! 福岡ソフトバンクの開幕1軍メンバー絞り込みが最終段階に突入する。8日のDeNAとのオープン戦(横浜)は雨で中止。実戦機会を補うため、工藤公康監督(56)は急きょ9日にペイペイドームで紅白戦を行うことを決めた。開幕ローテ最後の1枠を懸けて8日に登板するはずだった松本裕樹(23)と二保旭(29)両投手が先発予定。近日中にファーム調整中の主力の1軍合流が見込まれ、若手野手陣にとってもアピールのラストチャンスになる。

 首都圏は朝から小雨が降り続き、DeNA戦は午前10時に早々と中止が決定した。ホークスナインは、横浜スタジアムの室内練習場などで調整。見守った工藤監督は「試合をやりたかったので残念ですね」と、開幕前の貴重な1試合を流した雨を恨んだ。ただ、開幕まで2週間を切っている中、立ち止まっているわけにはいかない。すぐに指揮官は当初通常の練習予定だった9日に、本拠地で紅白戦を行うことを決めた。

 工藤監督は「まあ、一番はピッチャーのところですね」と投手陣の実戦機会を補うことが、緊急紅白戦の最大の目的であることを示した。今季の開幕ローテは開幕戦の東浜、2戦目のムーア、2カード目を任されるバンデンハーク、和田、石川の5人が既に決定。唯一「空席」となっている開幕3戦目の先発に名乗りを上げている6年目の松本と12年目の二保が、8日のDeNA戦に4イニングずつ登板する予定だった。

 「まだあまり長いイニングを投げていないところもあるので」と、指揮官は9日の紅白戦に2投手を先発さて球数面での調整を行わせる考えだが、同時にこの一戦は開幕ローテ入りをかけた最終テストにもなる。紅、白に分かれて文字通りの「直接対決」。工藤監督は「そうですね」と今回の結果、内容を最大限に重視してジャッジする考えを示した。

 野手陣にとっても超サバイバル紅白戦となる。現在ファーム調整中の柳田、内川は10、11両日の教育リーグ・阪神戦に出場した上で問題がなければ1軍に合流予定。同じく上林も近いうちの合流が見込まれる。森ヘッドコーチは「待ったなしで最後。もう絞らないといけない。本当にサバイバルになる。紅白戦を終えて通達する可能性もあるし、巨人戦までは見るかもしれない」と9日の紅白戦、10、11日の巨人とのオープン戦後に少なくとも2、3人の野手をふるい落とす考えを明かした。オープン戦同様に無観客で行われる紅白戦で、バチバチの火花が散る。(倉成孝史)

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