西武山川、無人スタンドに「どすこい」も「恥ずかしい。お客いてこそ」

西日本スポーツ 小畑 大悟

 ◆オープン戦 広島3-3西武(8日、マツダスタジアム)

 静かな球場に山川の雄たけびが響いた。無人のスタンドに向かって「どすこい!」。それも2連発。オープン戦19打席目で待望の1号ソロが飛び出しただけでなく、2打席連発となる2号ソロを放った。「うれしかった。1本目は完璧。それがあったからこそ次の打席も打てて良かった」と笑った。

 6回2死、岡田の148キロ直球を見事にはじき返した。バックスクリーンへの一撃。今季のテーマに掲げている中堅から右方向へのどでかい当たりだった。「打った瞬間だった。シーズンでも何回かのいいスイング。1球で打ち返せて良かった」。好感触を8回2死の次打席につなげた。DJ・ジョンソンの直球を逆風にあらがい、左翼席最上段まで運んでみせた。

 待ちに待った2発で3年連続の開幕4番も決めた。辻監督は「そりゃそうだろ、どう考えても」と明言。昨季夏場に不振に陥った後は中村に譲ったままだった4番を奪い返した格好だ。当の山川は「オープン戦で争うものじゃない。開幕してからが4番争い。シーズンに入って打ち続けるのが大事」と力を込めた。

 無観客の中、テレビ画面越しに見ているファンへ向けて「どすこい!」と大声で叫んだ。「恥ずかしかった。アホっぽかった。お客さんがいてこそ。開幕して、ファンの皆さんとどすこいができたらいい」と願いを込めた。3年連続キングに向け準備は整いつつある。 (小畑大悟)

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