ソフトバンク和田、ロッテ入団の鳥谷に「指名ありがとうございます」

西日本スポーツ 鎌田 真一郎

 ◆オープン戦 ソフトバンク6-3巨人(11日、ペイペイドーム)

 新型コロナウイルスの感染拡大で開幕が延期となっても、和田のマウンドさばきはあくまで冷静だった。5回で55球を投げ、2安打2失点。「体はまだいけたけど、調整する時間が増えたから」。80~90球だった当初の予定を早めて降板した。

 3回までパーフェクト投球。3回1死から炭谷を140キロで空振り三振、育成のウレーニャは138キロのクロスファイアで腰を引かせ見逃し三振で仕留めた。4回に岡本に2ランを浴びたが、5回は亀井からチェンジアップで空振り三振を奪うなど三者凡退で締めた。

 東日本大震災の影響で開幕が延期された2011年は開幕投手を務めて16勝し、日本一に貢献。9年前を知る左腕は「あの時とはまた状況が違う。すぐに開幕が決まるかも分からない」と現状への危機感を口にする。

 暗い話題が続く中、朗報も届いた。早大で1学年後輩だった鳥谷が同じパ・リーグのロッテに入団。昨季までプレーした阪神で通算2085安打を放った好打者に、入団会見で対戦したい投手として名前を挙げられた。

 登板前には「鳥谷発言」をチェック。「指名してもらえて、ありがとうございます。彼がずっとどこに行くのか案じていた。ロッテに決まって本当に良かった」。自身の投球を振り返る時よりも、表情は明るかった。

 最後の対戦は07年の交流戦。通算では8打数3安打の対戦成績が残っている。「対戦は僕も楽しみ。そのためにも、ずっと上(1軍)にいないといけない」。先発ローテ入りを確実にしている左腕は、新たなモチベーションを口にした。 (鎌田真一郎)

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