ソフトバンク先発6番手争いは大接戦、松本と二保ともに生かすには/西村龍次

西日本スポーツ

 ◆オープン戦 ソフトバンク4-4広島(14日、ペイペイドーム)

 注目の先発6番手争いがさらにレベルを上げている。この日の松本と二保が見せた内容、結果だけで首脳陣が結論を出すのは簡単ではない。

 150キロ台を連発する松本に正直、驚いた。もともと本格派。故障を持って入団してきたこともあり、そのスピードボールは鳴りをひそめていた。むしろ、持ち前の器用さでここまで変化球を巧みに操る印象が強かったが、これだけの真っすぐが投げられれば、今後の飛躍に大きな期待が膨らむ。この日は、多少力みを感じる場面があったとはいえ、まだ23歳。長い準備期間を経て迎える才能の開花に魅力を感じる。

 一方、二保はストライクを先行させながら、テンポよくアウトを重ねた。この日の投球だけなら、二保の方が良かっただろう。ただ、救援の経験もあって、どんな状況でも自分の投球ができるタイプ。早い段階で先発が降板した場合のロングリリーフなど、何でもこなせる二保は、ユーティリティー的な起用の方がその存在が生きるのではないか。開幕日が決まらないという誰も経験したことのないシーズン。心身の調整が難しいだけに、対応力がある二保が控えている意味は大きい。(西日本スポーツ評論家)

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