西武辻監督「山川かわいそう」ハム有原撃ち、幻の16安打

西日本スポーツ 小畑 大悟

 静かな「3・20」の本拠地をレオの主軸2人が活気づけた。3番で選手会長の森が3安打を放てば、4番の山川も3安打3打点。“獅子脅し打線”も日本ハムの開幕投手に指名された有原に10安打を浴びせ、試合全体でも計16安打と“開幕戦”で打ちまくった。

 「勝てたし、今日が開幕でいいんじゃないですか。4打数3安打なので開幕だったらいい滑り出し。いつ開幕してもいい状態なので、早く来てほしい」。森のコメントには願いもこもっていた。

 3回先頭の第2打席では三塁手が遊撃付近を守る極端な「森シフト」が敷かれた。昨季の首位打者はあざ笑うかのように三塁線へと転がす安打とした。「追い込まれたのでちょっと(三塁線を)狙ってみようと思った。めっちゃうれしかった」と喜ぶ。

 山川も“好発進”を見せた。初回に先制中犠飛を放つと、2打席連続適時打など3安打。「開幕だったんだと思って打席に入った。結果が出てうれしい」と満足そうだ。辻監督も「(公式戦ではないから)山川がかわいそう」と笑った。

 森は昨年、山川は一昨年の最優秀選手(MVP)。森は「球場で応援したい人もたくさんいると思う。僕たちもそれ以上にファンに囲まれて試合をしたい。開幕したら、それまでの分も応援してもらいたい」と呼び掛けた。まだ見えない開幕。大声援を受ける日に向け、牙を研ぎ続ける。(小畑大悟)

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