池永アラフォーの厚み ボート王国九州山口!

西日本スポーツ 渡辺 将司

 初日ドリーム組の瓜生正義、当地ダービー王・深川真二が予選で姿を消す中、最後の最後までもつれた準優のイスを勝ち取ったのは“伏兵”2人だった。

 5R、絶好1枠で登場の大峯豊は、市橋卓士にまくり差しを許したものの、2着に踏みとどまり、SGでは初の予選突破。「できれば1着が良かったけど、S隊形が悪かったので仕方ない。やっとできて良かった」と喜びを噛みしめた。もちろん、機力にも「序盤は伸びだけだったが、バランスが取れた。全部の足が水準以上」と手応えあり。初準優にとどまらず、初優出、初優勝…。初物尽くしはここからだ。

 2人目は8R。前半2Rで2着の池永太は、鋭いまくり差しで予選を白星締め。得点率8位タイで突破した。「ブレーキがしっかりかかってくれた。ボクらしからぬレースだった」と、100点満点のレースだ。

 ひと味違うところを見せた。3日目の19日、池永は35歳の誕生日を迎えた。「もうアラフォーですよ」と苦笑いするが、年齢を重ねたことで“厚み”が増した。「今までSGで勝負駆けっていうと、力んで伸びに特化していた。だけど今回、重視したのはバランス。飛び抜けていなくてもいいんです」。力技だけじゃなく、技巧も凝らした。

 舞台が準優でも、やるべきことは変わらない。「もうこのまま行くだけです」。気負いはない。初のSG優勝戦へ、一気に駆け上がる。 (渡辺将司)

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