ソフトバンク柳田&内川の復帰は秒読み 1、2軍首脳陣の意見が一致

西日本スポーツ 長浜 幸治

 ◆2軍練習試合 ソフトバンク6-4広島(20日、タマスタ筑後)

 打の主力2人がフル出場解禁!! ファーム調整を続けている福岡ソフトバンクの柳田悠岐外野手(31)と内川聖一内野手(37)が20日、広島との2軍練習試合(タマスタ筑後)で今年初めて実戦で最後まで出場した。ともに適時打を放つなど状態は上向き。プロ野球は公式戦開幕日が決まらないままだが、手術明けの柳田もキャンプ中に故障した内川も準備はほぼ整った。

 柳田らしい放物線が筑後の空に描かれた。3番中堅でスタメン出場し、迎えた2回2死一塁の第2打席。広島先発ケムナのカットボールを捉えた打球は右中間最深部のフェンスを直撃した。豪快な適時三塁打にも本人は苦笑いだ。

 「手応えは完璧だった。上空で向かい風が吹いていたんですかね」。実は打った瞬間にスタンドインを確信し、ゆっくりと3、4歩歩いていた。そこから俊足を飛ばし、しっかり三塁に到達。「体の状態はいいですよ」と強調した。

 第3、4打席は追い込まれながらも球を見極めて四球を選ぶなど、この日の5打席で3出塁。9回の中堅守備にも就き、今春初めてのフル出場も果たした。昨年11月の右肘手術明けで3月初旬の実戦復帰以降も慎重な調整を進めてきたが「いつ開幕しても大丈夫」と力強く言い切った。

 4番一塁で先発した内川も貫禄の打撃を見せた。初回2死三塁でケムナのカーブを教科書通りに中前へ運ぶ先制打。4打席で安打は1本だったものの、4回は鋭い二ゴロを放つなど、今季から取り組むすり足打法に磨きをかけている。「打撃の状態は悪くないですよ」と笑みを浮かべた。

 春季キャンプ中に関節炎を起こした左膝について、今月初旬には「守る、走るの部分はもう少しかな」と話していたが、この日は柳田と同じく、今春初めてフル出場でゲームセットを迎えた。「体の状態は問題ない」と順調な調整への手応えを語った。

 調整は「最終段階」(森ヘッドコーチ)で、1軍合流もいよいよ秒読み段階だ。小川2軍監督は「2人ともいい状態を継続できている。上(1軍)にいい報告をできる」と認めた。2人は21、22日の広島との2軍練習試合に出場予定で、24日からのオリックスとの練習試合(京セラドーム大阪)で1軍に復帰する可能性もある。プロ野球が開幕するはずだった日に、打線を引っ張る2人が大きな一歩を踏み出した。 (長浜幸治)

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