アーチェリー「女子高生で五輪」の夢終わる 17歳のホープ園田稚が涙

西日本スポーツ 西口 憲一

 アーチェリーの東京五輪代表2次選考会は22日、静岡県の掛川市つま恋リゾート彩の郷スポーツ広場で最終日を行い、女子は17歳の園田稚(東京・足立新田高)=大分県別府市出身=が6人中6位で落選した。男女とも上位5人が4月11、12日の最終選考会に進み、代表各3人が決まる。

 園田は持ち味でもある迷いのない一射が影を潜め、リズムに乗れなかった。6位で終えた前半終了時には悔し涙を浮かべる場面もあった。普段から一緒に練習をする機会が多い早川漣(デンソーソリューション)に途中で励まされたが、挽回できなかった。通過ラインの5位とは6点差。「当てなければいけないところで当てられなかった。もう少しできたかもしれないけれど…。仕方がありません」。矢を片付けると、目を潤ませた。

 全日本アーチェリー連盟によると、女子高校生の五輪代表は過去に1988年ソウル五輪の中込恵子(当時山梨・甲府一高3年)がいるという。一昨年秋に史上最年少(当時16歳)で女子の日本代表に選出されるなどホープとして期待されていた園田は「(2024年の)パリ五輪に向けて、また一からやっていきたい」と決意を新たにした。新型コロナウイルスの影響により無観客で行われた選考会。歓声のない、静かな会場でついえた17歳の夢は4年後に持ち越された。(西口憲一)

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