菅田G3 3度目V ガールズは太田 トラック競技支援競輪 【久留米】

西日本スポーツ

 久留米競輪の3日制G3「第10回国際自転車トラック競技支援競輪」は22日、最終12RでS級決勝を行い、菅田壱道(33)=宮城・91期・S1=が優勝した。菅田のG3優勝は、2009年の久留米記念、18年の大宮記念に続き3度目。菅田は逃げた桜井正孝を終BSで番手捲りし、そのままゴール。2着には終BSで菅田後位に入った南修二、3着は南を追った志村太賀。11Rガールズ決勝は太田りゆが制した。

■ヒーロー

 11年前、記念でS級初Vを飾った思い出のバンクで再度、喜びに浸った。しかも今回は感慨もひとしお。「後輩に取らせてもらって、本当にうれしい。打鐘前にカマすのは作戦になかった。桜井の気持ちに応えることだけ考えて、無我夢中だった」と3角手前からゴールまで、全力で踏み上げた。桜井は仙台商高の一つ下の後輩。「インターハイを一緒に優勝した仲」という強い絆が原動力となり、追いすがる別線に逆転を許さず押し切った。

「無我夢中」

 昨年はGP出走権を巡る賞金争いのまっただ中で、あっせん停止の罰則。「今年は1年間、休まず走り切りたい」と笑ったが、「賞金うんぬんは胃が痛くなるので」と、もちろん一番欲しいのはG1制覇での初GP。「この優勝は、今後に向けて弾みがつく。5月のダービーに向けて、いい1本になった」と、現在の目指すは静岡での初タイトルだ。「ダービーでは特大ホームランを打ちたい。これから、もっと北日本を盛り上げていく」。この優勝を通過点に、北のエースへと上り詰めていく。 (野口雅洋)

【決勝戦VTR】

 けん制後に1番車の阿竹が出て、竹内-久米-阿竹、桜井-菅田-岡村、藤井-南、志村で周回。藤井が赤板で勢いよく前を押さえたが、桜井は打鐘前にすかさずカマして先行。藤井がBSで迫ると菅田が番手捲り。藤井後位から菅田にスイッチした南と、終始南の後位にいた志村の3人が3半で抜け出し、そのままゴール。

◆決勝上位の次走

 (1)菅田壱道(4月2日~高知G3)(2)南 修二(4月5日~福井F1)(3)志村太賀(3月29日~別府F1)

■太田久々でもV ガールズ

 ガールズは「トラック競技支援」の名にふさわしく、トラック競技ナショナルチームの太田が制した。鐘4角で仕掛けた南を目標に上昇すると「2角なら自分の距離」とパワー捲り。直線では林と石井に迫られ「差されたと思った」という僅差ながら、国を背負って鍛錬した脚で先頭でゴールへと飛び込んだ。3月上旬まで世界を転戦し、8カ月ぶりのガールズ参戦だったが「分からないが、今後は月に1本程度走るのかな。とにかく以前よりは顔を出しますのでよろしくお願いします」と報道陣を通してファンにあいさつした。

PR

競輪 アクセスランキング

PR

注目のテーマ

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング