青山大会初V 特別G1プレミアムカップ 【飯塚】

西日本スポーツ 三島 隆助

 飯塚オートの特別G1共同通信社杯「プレミアムカップ」は最終日の22日、最終12Rで優勝戦(1着賞金600万円)があり、2大会連続準Vだった青山周平(35)=伊勢崎=が、トップSから後続の追撃を何とかしのいで大会初制覇。G1通算では13度目のVを挙げた。2着は、大会連覇と当地G1連続Vを狙った鈴木圭一郎(25)=浜松=が入り、地元から唯一勝ち上がっていた荒尾聡(38)=飯塚=が3着。

■ヒーロー

 S級1桁が6人。“超”が付く一流ばかりがそろった大一番は、中枠からトップSを繰り出した青山が最後まで先頭を譲らなかった。インタビューでは、「めちゃくちゃうれしい」と口を開いたが、その後は、まるで敗者の弁だった。

 準決後に下周り整備。それ自体は「Sももっていってくれた」と大きくプラスに作用した。しかし、曇って冷えた気候に調整を合わせ切れず、後続を抑えるレースに徹したことに、納得がいかなかった。

 「正直、守り切れた、という感じ。試走から伸びがなかった。もちろん勝ててうれしいが、反省点は残る。スピード戦に持ち込めなかったのは、自分の至らなさ」と、反省の言葉が次から次に口を突いて出た。

 それでも「一番の勝因」と振り返ったSは、初日から抜群の切れ味。今年に入ってから満足な動きが出なかったエンジンも、「いい時からしたらまだ足りない」とはいえ、「今回の部品交換で少し兆しが出た」と着実に手応えを得た。

 今後は「自分の至らなさを見つめ直して出直したい」。そのためには「もっと整備力が必要」。4月から7期ぶりにS1に復帰する男は、業界屈指の調整能力を身につけ、後続を大きく引き離すレースを目指す。 (三島隆助)

 ◆青山周平(あおやま・しゅうへい)1984年12月5日生まれの35歳。千葉県出身。2011年7月デビューの31期。デビュー1年3カ月の史上最速でS級入り。15年の川口スーパースター王座決定戦でSG初制覇。SG3Vの19年は初のMVPを獲得した。通算499勝、49V(SG7、G1 13、G2 4)。163センチ、53キロ。血液型O。

【戦い終わって】

 鈴木圭一郎(2着)車は悪くなかったけど、内に向けても変わる感じはなかった。

 荒尾 聡(3着)車は仕上がっていた。もったいないことをした。

 高橋 貢(4着)Sはタイミングというより合っていなかったね。車は準決より良くなっていたよ。

 丹村飛竜(5着)手前からグッときていたし、車はいい状態だった。

 中村雅人(6着)Sは見ちゃったね。車は良かったが、4周目くらいからタイヤが食いつかなかった。

 若井友和(7着)Sも切れて自分なりには良かった。周りが速かった。

 永井大介(8着)キャブの根本的な調整が合っていなかったね。パッとしなかった。浜松で大整備。

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