ソフトバンク先発「ラスト1枠」争いの現状は/斉藤和巳

西日本スポーツ

 ◆練習試合 ソフトバンク6-2ロッテ(22日、ペイペイドーム)

 松本からストライクゾーンで勝負する意識が伝わってきた。球数が多かった前回登板を踏まえ、しっかりと課題に向き合えている。その中で気になったのが変化球の精度。甘いというか制球できていない。捕手の要求とは逆のコースにいく、いわゆる逆球もあった。特にカットボール、ツーシームは操れていなかったように映る。レアードに許した一発は、打ってくださいというようなボール。本人も反省していると思うが、その本塁打の直後に与えた四球が悔やまれる。今回の松本の投球と21日の二保の投球を比較すると、安定感という意味では二保の方が上だった。捕手がリードしやすいのも二保の方だろう。

 一方で、松本の体の状態は、彼が入団してから一番いいのではないか。今春は球速も出ている。大事なのは理想の追求。どういう投手になりたいか、試合では打者をどう抑え、どんなアウトを重ねていきたいか。その自分のイメージに近づくにはまず、しっかりとボールを操る必要がある。この日の結果と内容をどう見つめるか。高い潜在能力、豊かな将来性があるからこそ、現状に満足せず、もっと上を目指してもらいたい。 (西日本スポーツ評論家)

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