Uターン続出のソフトバンク勢 4・24目標の開幕再延期で「空白の17日間」に直面

西日本スポーツ 倉成 孝史

 開幕再延期でドタバタ…。4年連続日本一を目指す福岡ソフトバンクが大幅な練習態勢の再構築を迫られることになった。23日、日本野球機構(NPB)の新型コロナ対策の12球団代表者会議で公式戦の開幕目標は4月24日にずれ込み、練習試合も同10日に再開するまで中止が決定。きょう24日に予定されていたオリックスとの練習試合(京セラドーム大阪)のため移動中の選手や首脳陣はあおりを受け、急きょ福岡へ戻った。突如生まれた空白期間。本拠地で練習を継続するしかない苦しい状況となっている。

 世界の情勢を考慮すれば致し方ない決定だが、ただでさえ「見えない開幕」へ向けて調整を続けているホークスナインや首脳陣にとっては泣きっ面に蜂といえるドタバタ劇だった。

 チームは当初は24日からオリックスとの3連戦(京セラドーム大阪)が予定されていたため、23日は大阪へ各自移動することになっていた。練習試合休止の決定前に大阪に向けて移動していた選手やコーチもおり、マネジャーらの連絡を受け、福岡へとんぼ返りすることになった。

 新幹線で広島まで行って折り返してきたという立花打撃コーチは「みんな、どうしてるのかな?」と、不安そうな表情でナインらを心配した。小倉まで進んでいたという吉鶴バッテリーコーチは博多へと戻ると「開幕はどうなった?」と、報道陣へ逆取材。午前中からペイペイドームでの先発投手中心の練習を見守った森ヘッドコーチもいったんはJR博多駅に移動したものの、連絡を受け、同ドームに慌ただしく戻る一幕もあった。

 練習試合も休止となり、チームは24日以降もペイペイドームで練習を継続するしかない状況だ。2軍の練習試合は現状では今後も実施される見込みで、試合出場を望む1軍選手が2軍に合流して出場する可能性もあるが、選手にとっては非常に難しい判断が迫られる日々が続く。工藤監督は「なるべく早く解消してあげたい思いはあるが、決まらない限りはどうしようもない…」と、自分たちだけの力だけではどうにもできない状況に苦しい表情を浮かべる。「見えない敵」との戦いが続く。 (倉成孝史)

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