【クローズアップ】荒川継続は力なり

西日本スポーツ 井上 泰宏

 好発進にひとまずほおも緩まる。荒川健太(39)=三重=が、初日6Rで展開を捉えて2着。「勝率通りで最近は良くなかったからね」。勝率が5・56と低迷する今期(昨年11月~)の中では、5コースからの2着発進は上々の部類。ほっとひと息ついた。

 成績は仕上がりの不安定さからくるもの。出力が低下しているエンジンに対応できずに苦しんでいる。「特徴が出しにくいし、良くないエンジンだとごまかせない。持ちペラ時代の固定観念が邪魔をしている気がする」。回転調整はうまくできていても、肝心要となるエンジンの力を引き出す作業に戸惑っている。

 ただ、今節は成績と同様にエンジンにも好感触。「出足型になっている感じ。伸びはもう少し欲しいが、回り足がいい。ここに伸びをつけられれば」と、確かに特徴を感じ取っている。

 継続は力なり。努力の先にしか光はない。現状は調整に戸惑っていても、これまでの経験は決して無駄にはならない。「ペラはやりつづけるしかない。無駄な固定観念をそぎ落とすためにも、苦しんで叩き続けます」。これまでの努力が無駄ではないことを証明するためにも、初日の好発進を単発では終わらせない。 (井上泰宏)

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