ソフトバンク内川決意の1軍合流「ファンが120パーセント集中して野球見られる日に」

西日本スポーツ 鎌田 真一郎

 大変なのは僕らだけじゃない-。左膝を痛めていた福岡ソフトバンクの内川聖一内野手(37)が24日、1軍に再合流した。1軍復帰戦となる予定だった同日のオリックスとの練習試合(京セラドーム大阪)が中止となり、ペイペイドームで行われた全体練習に参加し汗を流した。

 2月のキャンプ中に左膝を痛め、福岡へ戻った後はファームで調整を続けてきた。プロ20年目のベテランは最初に開幕延期が決まった際の最短開幕目標として挙げられた「4・10」に照準を合わせていたが、新型コロナウイルスの感染は拡大する一方。新たな開幕目標は4月24日となった。

 二転三転で調整は困難を極める。それでも「僕らだけが大変なわけじゃない。(延期は)感染拡大を防ぐためのこと。それ(開幕)より大事なことがある」と受け止める。生まれ育った大分市では医療機関で集団感染が発生。「自分も知っている場所で(感染が)起こると、身に染みて通常ではないことだと感じる」としみじみ語った。

 開幕延期は自身の移籍1年目、東日本大震災が発生した2011年以来のことだが「状況も、起こっていることも違う」と未曽有の事態と認識。一方で、同年はイレギュラーな日程の中で首位打者に輝いた経験も持つ。「決められた日程に対応して、しっかりやっていく」。そう話すバットマンは「早く終息することを願うばかり。ファンが120パーセント集中して野球を見られる日が来るように」とファンの前でプレーする日を心待ちにしながら準備していく。 (鎌田真一郎)

PR

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング

PR

注目のテーマ