1年後は44歳 マラソン視覚障害女子・道下、金メダル候補も年齢との戦い

西日本スポーツ

 今夏に予定されていた東京五輪、パラリンピックが新型コロナウイルスの感染拡大を受けて1年程度延期されることが決まった。

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 2016年のリオデジャネイロ・パラリンピックのマラソン視覚障害女子銀メダリスト道下美里(三井住友海上)=福岡県太宰府市在住=は、昨年4月のロンドン・マラソンを制して2大会連続の代表入りを事実上内定。今年2月の別府大分毎日マラソンでは自身が持つ世界記録を1分52秒更新する2時間54分22秒で制し、東京大会も金メダル候補に挙がっている。

 通常開催が危うくなり「アスリートはやると決まったところでやるだけ。命が関わるところなので、どうしようもない」と語っていた。自国開催の大舞台を前に順調に記録は伸び、メダル獲得後の自身と周囲の変化を喜んだ。「リオでメダルの価値がものすごくあると感じた。銀が金に変わると、もっと違う価値がついてくるのかな。ここぞという大会。しっかり結果を出したい」と意気込んでいた。リオ大会の後でジムへの入会が容易になったという。「東京大会の開催が決まって、障害者スポーツが競技としてやれる環境が整いつつある」。東京開催への期待は大きかった。

 1年後は44歳。「距離を踏んでも結果が伴わなくなった」「(マラソン視覚障害も)若い選手が新しく入ってきて、レベルが上がっている」と口にしてきただけに、今後は年齢との戦いがより厳しくなる。

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