柔道女子代表の素根「より強くなる時間できた」五輪1年延期決定も前向き

西日本スポーツ 末継 智章

 柔道女子78キロ超級で東京五輪代表に決まっている素根輝(環太平洋大)=福岡県久留米市出身=が25日、本紙の取材に応じ、「延期ということで、はっきりしたので前を向ける。あと1年、自分がより強くなる時間ができたと信じ、頑張っていく」と打ち明けた。

 素根は昨年11月のグランドスラム(GS)大阪大会を最後に実戦から遠ざかっている。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今年3月に出場予定だったGSエカテリンブルク大会が中止に。その後、五輪の延期が取り沙汰され、今後の見通しを立てづらい状況が続いていた。

 現在は久留米市の実家で過ごす。母校の南筑高(同市)は部活動を中止していることもあり道場での稽古はできていない。しかし自営業の父・行雄さんの事務所に高校まで使っていたトレーニング場があり、原点に返って打ち込みや筋力トレーニングを続けているという。

 延期に伴い、自ら手にした五輪代表の座が確定するかどうか不透明となった点については「何も決まっていないので…」と複雑な心境をのぞかせた。7月9日で20歳を迎える素根は伸び盛り。「自分のできることをやる」と力を込めた言葉で明るい未来を描いていた。 (末継智章)

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