ソフトバンク柳田1軍合流「素晴らしい打撃。打球も理想の方向」熱視線の先には

西日本スポーツ 山田 孝人

 昨秋に右肘手術を受けた福岡ソフトバンクの柳田悠岐外野手(31)が26日、今春初めて1軍に合流した。本拠地ペイペイドームで実施された全体練習でノックを受けたほか、フリー打撃などで汗を流した。これまではリハビリ組や2軍で慎重に調整してきた主砲。プロ野球界が目指している4月24日のシーズン開幕を見据え、ここから“1軍モード”に仕上げていく。

 久しぶりに味わう雰囲気の中で、柳田は精力的にノックやフリー打撃に取り組んだ。今春は初めてとなる1軍合流。本拠地で汗を流すのは、昨秋の巨人との日本シリーズ以来で、ペイペイドームに改称されて以降は初だ。昨年11月に受けた右肘の手術後は、主にリハビリ組で調整してきた。屋外でのプレーがほとんどだっただけに、感覚面で若干の戸惑いはあるようだ。

 「やっぱり(屋外とは)景色が違う。これから慣れていかないといけないな、という感じ」と約2時間の練習を振り返った。3月いっぱい、チームは紅白戦を含め実戦を行わない予定。当面は全体練習での調整だが「1軍の雰囲気とか球場とか。全部に慣れる時間にしたい」と一秒も無駄にするつもりはない。宮崎春季キャンプ後は2軍で実戦を重ねた。既にフル出場もこなしており、実戦感覚は問題ない状態だ。

 左膝裏の肉離れによる長期離脱など、悔しさにまみれた昨シーズンの雪辱を果たすため、柳田は今シーズンは「キャリアハイ」を狙う。「公式戦で結果が出せるか出せないかですから」。開幕は新型コロナウイルス感染拡大の影響で再度延期され、現段階では4月24日を目指すことで一致している。「バシッとスイッチを入れる時に、体が動かせるように準備をするだけ」ときっぱり。待ち望むスタートに向け、着々と牙を研いでいく。

 全体練習中に柳田が熱いまなざしを送るシーンもあった。視線の先にあったのはフリー打撃に取り組むバレンティン。「素晴らしい打撃。打球も理想の方向に飛んでいる。いい打者を見られるのはやっぱり勉強にもなるし、刺激になる」と笑みをこぼした。ファームでは得られない刺激を受けつつ、ギータが一層状態を上げていく。(山田孝人)

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