碧衣重圧はね返せ 九州王国再興へ

西日本スポーツ

 “女王”児玉碧衣のガールズGP3連覇ロードが、福井から始まる。1月に岐阜で行われたガルコレトライアル決勝で7着。静岡行きの切符を逃した。「グランプリ賞金を考えると、静岡ガルコレに出られないのはかなり痛い。ここで賞金を上積みしないと厳しくなる」と、まだ3月だが余裕は感じられない。

 あっけらかんとした明るい性格ながら「最近“女王として”と言われることが多くなってプレッシャーを感じることが増えた。今回も緊張してます」と上り詰めた者しか分からない重圧を受けている。今回の久留米での練習でも「自分ではいいタイムが出たと思った。でも一緒に練習した日野未来さんが自分よりいいタイムを出したので、うーん…」と、誰にも負けられない身としては充実感はない。「最近は私を下げさせようと、横併走にこられることも増えた。少し考えていかないと」と“碧衣包囲網”を打破する必要にも迫られている。「いつも鐘4角でカマすのではなく、最近は様子を見ながらレースを運ぶことが多くなった。その経験をこういう大レースで生かしたい。1周以上行くとマークされてやられてしまうので」と、2月からは周囲をよく見ながらの4場所連続優勝。その経験をここでのVにつなげる。

 昨年末、ガールズGP連覇を達成し、「2020年はガルコレを全部勝つ」と抱負を語った。それは5月で途絶えることになるが、その前に負けることは許されない。九州の男子は準決を前に散ったが、24歳のうら若き女王が一人で九州の競輪界を背負って立つ。

PR

競輪 アクセスランキング

PR

注目のテーマ

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング