HKTの名物支配人、尾崎充氏が退任 新運営会社名は「Mercury」

西日本新聞 古川 泰裕

 福岡を拠点とするアイドルグループ「HKT48」は1日、新運営会社を3月27日に設立、社名を「Mercury」(マーキュリー、福岡市中央区)にしたと発表した。新会社では、これまでの支配人制度を見直し、現在HKT48劇場支配人を務める尾崎充氏は退任する。

 尾崎支配人は、2013年1月に着任。13年4月から指原莉乃の卒業(19年4月)まで、指原とのダブル支配人体制でグループの活動を支え導いてきた。メンバーとファンを大切にする名物支配人で、16年に発表されたHKT初のドキュメンタリー映画は「尾崎支配人が泣いた夜」のタイトルで公開され、毎年11月26日に開催される劇場公演開始記念の特別公演では、支配人考案の「だじゃれ」がサブタイトルとなっていた。

 成人式など節目の舞台でメンバーの晴れ姿を写真に収めようとする奮闘ぶりは、ファンにとってもおなじみの光景。劇場公演後も一人一人のファンに頭を下げるなど、真摯(しんし)な姿勢が多くのファンやメンバーから信頼を集めていた。退任後は東京へ戻り、今後も48グループの運営に携わるという。HKTメンバーとは3月中に別れのあいさつを済ませており、チームキャプテンの3人から花束を手渡されたという。

 尾崎氏の果たしてきたPRなどの仕事の一部は肩書を変えて新設する予定で、現役メンバーの中から選出することを検討しているという。

ギリシャ神話から命名

 HKT48は2011年にAKB48グループ国内4番目の姉妹グループとして誕生。AKBと同じくAKS(東京)が運営してきたが、今年1月20日にグループごとに独自の新会社を設立すると発表。HKTの新運営会社社長にAKS執行役員・前田治昌氏が就任するとしていた。

 新設したコーポレートサイトでは新運営会社名について、拠点となる博多の街が古くから商業都市として発展してきたことを踏まえ、博多からパワフルに成長していくイメージをもとに、ギリシャ神話の商業の神である「マーキュリー」から命名したと説明している。

 前田氏は「デジタルネットワークの発達で、距離や言語を越えたコミュニケーションが可能となった。そんな時代の中で、HaKaTaから発信するパフォーマンスが、幅広い世代の人たちに愛され、そして海を越えて『笑顔』や『希望』を届けることができる存在になれるよう、挑戦していきたい」とコメントした。(古川泰裕)

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