西武ドラ5柘植、球団14年ぶりへの挑戦続く 辻監督評価「しぶといね」

西日本スポーツ 小畑 大悟

 西武のドラフト5位の柘植世那捕手(22)=ホンダ鈴鹿=が、2006年の炭谷(巨人)以来となる新人捕手の開幕1軍入りへ挑戦している。これまでの実戦では守備面だけでなく粘り強い打撃でも周囲をうならせた。「開幕だけでなく1年を通して結果を残して1軍にいることが大事」と表情を引き締めた。

 度重なる開幕の延期で先が見えない状況は続く。選手が調整に戸惑う中、新人だからこその強みもあった。「初めてのシーズンなので普通に開幕していてもよく分からなかった。だから逆に動揺していません」。ブルペンなどで投手陣の球を受ける機会も増えた。「投手の特徴や(ボールの)軌道は頭でも体でも実感できた」とプラスに変えた。

 捕手陣には高い壁が存在する。昨季リーグMVPの森がいて、経験豊富な岡田もけがから復帰。オープン戦でも限られた出場機会の中、6打数2安打とバットでも結果を残した。辻監督は「しぶといね。実戦で打ちにいって見逃せる。バッターには必要なこと」と評価は高い。

 チームは当面、自主練習を決めた。空き時間は動画での投手陣の研究に充てるという。「組み立て方や、(ボールが)抜けた後にどういう修正をしていたかを頭に入れる」。あえてメモを取ることはしない。「試合になったら(自分で)考えないといけないので」。新人捕手は開幕1軍に向けて爪を研ぐ。 (小畑大悟)

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