「誇りを胸に」51人が入所式 ボートレーサー養成所第128期

西日本スポーツ

 1年間の訓練でプロのボートレーサーを育てる「ボートレーサー養成所」(福岡県柳川市)の第128期の入所式が7日、同養成所で行われ、志願者1053人の中から20倍の難関を突破した51人(うち女子19人)が晴れの日を迎えた。新型コロナウイルスの感染拡大で、普段の入所式では列席する保護者や来賓が今回は不参加の中、日本モーターボート競走会の潮田政明会長は「希望に満ちた気持ちを忘れず、全力で訓練にまい進してもらいたい」と訓示。入所生代表の石丸小槙(いしまる・こまき、20歳、愛媛出身)は「入所した誇りを胸に礼と節を重んじ、立派なボートレーサーになるための努力を誓います」と決意を述べた。

■石丸海渡の妹・小槙「平山さんのように」

 入所生代表として誓いの言葉を述べた石丸小槙は、A1級として活躍する石丸海渡(26)の妹。高校ではハンドボール部に所属していたがけがに遭い、「人を支えるトレーナーになりたい」と大阪社会体育専門学校に進学。それでも、ボート界で活躍する兄に刺激され、「プロアスリートになりたい」と中退し、進路を変更。初めてのチャレンジで入所試験に合格した。

 憧れのレーサーは、男女混合のG1を制するなど第一線で鳴らす香川支部の平山智加。「私も平山さんのような選手になりたい」。未来のクイーンを夢見て、新たな一歩を踏み出す。

■19歳の勝又晴稀 大きく名前売る

 勝又晴稀(かつまた・はるき、19歳、静岡出身)は、114期の桜(25)の妹。姉の操縦で初めてペアボートに乗艇し、「あんなにスピードが出るのに、ボートを操っていたことがすごかった」と大きな衝撃を受けて選手を志望。たった一度の受験で合格した。

 「姉と大きな舞台で走ることはもちろん、私の名前と顔を広く知ってもらえるようになりたい」。積極アピールの姿勢もまさにプロ向き。姉妹レーサーを目指し、1年間の厳しい訓練を乗り越える。

■沖縄から中尾姉ら入所

 レース場も場外発売所もない沖縄から2人の女子が入所した。最年少15歳の神里琴音(かみざと・ことね)と18歳の中尾優香(なかお・ゆうか)で、中尾は5月にデビューを控える126期の彩香の双子の姉。妹の合格を機にボートレースに興味を抱き、「レース映像を見て魅了された」と受験を決意。2回目の挑戦で入所の切符をつかんだ。

 沖縄出身のレーサーは、最ベテランの田村美和をはじめ年々増加。中尾は「感謝の気持ちを忘れずに、一日一日を頑張る」と決意を述べ、神里は「皆さんから応援される選手に」と話し、先輩たちに続くことを誓った。

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