緊急事態宣言で高校スポーツも先見えず インターハイ予選が開催危機

西日本スポーツ 末継 智章

 福岡県高校体育連盟(福岡県高体連)は8日、夏の全国高校総体の予選を兼ねる福岡県大会を延期すると発表した。25日開幕の弓道を皮切りに順次行う予定だったが、福岡県が新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言の対象地域となったため判断した。代替日は未定。9月開幕のラグビーと11月開催の駅伝は含まれていない。

 同県高体連によると同県が2日に県立学校の休校を5月6日まで延長したのに加え、緊急事態宣言を受けて福岡市や北九州市も同日まで休校を延長。公共施設の利用もできなくなり、4月中旬に始まる県大会出場を懸けた県内4地区の予選開催が不可能になった。同高体連の児玉正悟理事長は「緊急事態宣言の期間が延びた場合、県大会の開催自体が危ぶまれる」と危機感を募らせる。九州高校体育連盟(九州高体連)によると、九州では大分や宮崎、鹿児島も県大会の延期を検討しているという。

 また、九州高体連はレスリングや柔道、剣道など6、7月に開催予定だった九州大会の中止を発表した。陸上やサッカーの女子などは同大会で全国総体の代表を決めており、影響は必至だ。

 全国高校体育連盟は現時点では全国総体を予定通り開催する方針。代表校を決める大会を開けない場合は、当該地域の高体連各競技専門部が客観的な事実に基づいて代表校を決めるように通知しており、東京都高校体育連盟は都大会中止を決めている。(末継智章)

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