ソフトバンク柳田、中村晃が「#明日をつなぐ」プロ野球選手会、広がる支援の輪 

西日本スポーツ

 「見えない敵」に新旧選手会長が率先行動ー。日本プロ野球選手会が8日、新型コロナウイルスの感染拡大終息に向けた寄付活動を始めた。福岡ソフトバンクでも中村晃選手会長(30)や前選手会長の柳田悠岐外野手(31)が先陣を切って支援。チームの垣根を越えた活動に賛同し、SNS上で他選手にも貢献を呼び掛けた。ずれ込む開幕時期に追い打ちをかけるような緊急事態宣言の発令。未曽有の事態にグラウンド外で選手が一致団結して立ち向かう。

 福岡など7都府県に緊急事態宣言が発令される国難に動きだした日本プロ野球選手会。ホークスも一枚岩となるべく、選手会長の中村晃が先陣を切った。「新型コロナウイルス対策の支援活動に寄付しました。一日でも早く終息し、一人でも多く命が助かることを願っています。みなさんも、どうかご協力よろしくお願いします」と自身のインスタグラムで呼び掛けた。

 インターネットを通じて資金を募るクラウドファンディング企業「レディーフォー」が3日に立ち上げた「新型コロナウイルス感染症拡大防止活動基金」を活用した選手会の支援事業。巨人の炭谷会長を中心に12球団の選手会長と話し合った上で支援を決め、各球団の選手会長を通じ、所属する全選手に活動の趣旨が伝えられた。集まった資金は、治療薬などの研究・開発費や、医療機関の人工呼吸器やベッドなど医療器具の調達費、介護施設や学校などへのマスクの助成などに使われる。

 中村選手会長に呼応したのが前選手会長の柳田だった。SNS上で「早く普通の生活が戻るように、少しでも力になれればと思い、寄付をしました。支援の輪が広がることを願っています。この苦難をみんなで乗り越えましょう」と切に訴えた。新旧の選手会長の率先行動に促されるようにその後も東浜が寄付したことを明かした。「#明日をつなぐ」「#野球で人を救おう」の合言葉とともに始まった活動は大きな輪となって広がっている。

 新型コロナウイルス感染拡大の終息なしには、プロ野球の開幕も見通しが立たない。チームの垣根を越えた活動の成果は自らにも大きく影響する。きょう9日から、ホークスは感染防止策を徹底した上で自主練習を再開。場所や時間を分割して行われ、選手が一堂に会することはない異例の再スタートだ。それでも、世界中が混乱に陥る難局を乗り越えるため、心一つに立ち向かっていく。

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