「本気でやって勝ちたい、とは少し違う」アメフト復帰、元withBコージの真意は

西日本スポーツ 西口 憲一

 「ブルゾンちえみ with B」の元メンバーで、アメリカンフットボール日本社会人Xリーグの「みらいふ福岡SUNS(サンズ)」に今春入団したタレントのコージ・トクダ(32)が、10年のブランクを経てアメフト選手に復帰した現在の心境を語った。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、Xリーグの春季公式戦が中止となり、チームの活動も休止中ながら、尽きない“アメフト愛”とともに新天地へ思いをはせた。(聞き手・構成=西口憲一)

【全4回の4】

-安倍晋三首相によって「緊急事態宣言」が出された。自粛を続けているスポーツ界はさらなる逆風にさらされる。選手らへの影響も大きい

 マラソンのQちゃん、高橋尚子さんの名言がありますよね。「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」。好きな言葉です。それがまさに今かなと。

 こういう状況で(アメフトの)活動ができないけど、しっかり力を蓄えていく時期なのかと。僕はずっと、それは大事にしている。要は現状がうまくいっていないときの言葉だと思うんですよね。そういうときの言葉ってぐっとくる。そのときにどうしたらいいんだろうって、人って一番本質が出るじゃないですか。支えてくれる言葉かなと。

-現在はどのようにトレーニングを

 できる範囲で、毎日のように体は動かしていますよ。体重は現在の84キロを秋までに91キロ~92キロぐらいまでには増やしたい。筋トレをしたら体重はすぐに増えると思う。でも、今はあえて体を素早く動かすトレーニングを優先させています。防具をつけたりするのは、本当はそろそろやりたいなと思っていたんですよ。でも、こういう状況ですから。ちょっと今はできないですよね。防具も新調したんですよ。お披露目はいつできるのかなあ。

-今の楽しみは

 早くサンズの皆さんと一緒に練習をしたい。会って話をしたい。一度(福岡で練習を)見学したとき、みんなで一丸となって頑張っている感じがした。話し掛けてくれて、いいチームだなと。

 (アメフトに復帰したそもそもの目的は)チームを変えたい、とかそういうことじゃない。アメフト選手への復帰で、本気でアメフトをやりたいということでもないんですよ。もちろん本気でやるんですけれど、本気でやってみんなと一緒に勝ちたい、という考えとは少し違うんです。僕は(世間に思われている)フットボール(のイメージ)を変えたい。そのためには新しい取り組みをやっているチームが僕の思いとマッチする。それがサンズだったんです。

-背番号は法大時代が44で、サンズでは9。福岡で背番号9といえば福岡ソフトバンクの柳田悠岐選手だが、柳田選手も9番の前には44番をつけていた

 正直44から9番の背番号の経歴は驚きました! 柳田選手と同じだなんてめちゃくちゃうれしい。もちろん実力や貢献度もまだまだ雲泥の差ではありますが、同じ福岡の地から盛り上げることができるのは光栄です。いつかお会いできたらお話をしてみたいです。

(おわり)

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