元鷹の守護神・馬原孝浩氏が肩こり解消法を伝授! 在宅ワーカーも必見、自宅でできるカラダの方程式

西日本スポーツ

 自宅で過ごす時間が増えた今、元気になれる「方程式」を伝授! 元ダイエー、ソフトバンク投手で、現在はトレーナー業などで活躍する馬原孝浩氏(38)が体に効くメソッドを紹介する企画「馬原式」がスタートします。第1回は在宅勤務でも悩ましい「肩こり」。現役時代に勝利の方程式「SBM」のアンカーだった同氏が、トレーニング(Work out)、ストレッチ(Stretching exercise)、ツボ(Pressure point)の「WSP」で肩こりを撃退します。

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 読者の皆さん、こんにちは。馬原孝浩です。ダイエー、ソフトバンク、オリックスでお世話になり、引退後に柔道整復師とはり師、きゅう師の資格を取りました。昨年9月からMTA(Mahara Trainer Academy)代表としてアスリートのサポート、トレーナー育成、セミナー、講演を中心に活動中です。

 プロ野球に関わった者として開幕延期が続く今、現役選手の心境を思うと言葉もありませんが、スポーツ界、ファン、皆さんも大変な時が続いている。僕も多くの活動を自粛中ですが、何か元気につながることができればと思い、今回の企画に至りました。

 スポーツに限らず会社勤めの方も体が資本。僕は「オフィスアスリート」だと思っています。肩こりや腰痛の悩みをよく伺いますし、在宅勤務で環境が変わったことで不調を感じられる方も多いかもしれません。

 肩こりを感じる多くの方は猫背になっているはずです。猫背になると「息を吐く」方が楽。これはため息の呼吸です。副交感神経が優位になって休息が促され、モチベーションも下がる。逆に胸を張り、目線を上げると「息を吸う」方が楽で、交感神経が優位になって活動的になる。でもこればっかりでは疲れます。

 僕は「フラット」、つまり目線の高さでの作業を勧めます。例えばパソコンをラックなどの上に置いて画面の高さを上げるのは有効でしょう。ここからはデスクの周りや、ご自宅でできる肩こり解消法を挙げます。

 原因の大半は僧帽筋のこり。前に出た首に引っ張られてしまいます。トレーニングで血流を良くしましょう。写真(1)のように重りを持って(2)肩を上げられるところまで上げたらスッと下ろしてください。これを10回。ダンベルでなくても、中身の入ったペットボトルを買い物袋に入れて代用できます。片手0・5~1・5キロぐらいで十分です。

 次はストレッチ。まず背骨と肩甲骨をつなぐ菱形(りょうけい)筋です。(3)後ろで手を組みます。胸を張ってゆっくり息を吸いながら5~10秒、これを2回ほど。菱形筋を動かして緩め、前に出た肩を戻します。

 今度は肩甲骨周り。(4)指先を肩の先につけ、前回し、後ろ回しを10回ずつ。肘の先できれいな円を描くイメージです。後ろも大きく! 次は胸椎を伸ばします。(5)壁に両手をつき、息を吐きながら5~10秒かけて(6)の体勢に。最初、痛いかもしれませんので、無理なく。

 最後にツボです。肩こりに限らず万能ですが(7)の合谷(ごうこく)。親指と人さし指の骨の間、人さし指側。ツボには解釈の違いもありますが、押して「痛気持ちいい」ところと説明しておきます。(8)の曲池(きょくち)は腕の外側、肘を曲げたらできるシワの先。曲げた腕を楽にして押しましょう。左右両方、目安は1カ所5秒ほど、5~10回ぐらい。押したりもんだりして刺激してください。

 いろいろな方のおかげと自分自身のケアもあって、僕は現役時代から肩こりも腰痛も経験がありません…肩は故障しましたが(苦笑)。今回、紹介したことは当時からやってきた体の手入れの基礎部分で、そこにツボも加えたものです。それぞれ1日に1セットで十分なので、隙間時間にどうでしょうか。次回はより競技につながるメソッドも紹介します。(随時公開)

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