自分が何をできるか、選抜が全てじゃない HKT月イチ活動報告(中)

西日本新聞 古川 泰裕

 新型コロナウイルスの感染拡大で、ファンと会えない日々が続くHKT48。そんな苦境でリリースされる新曲「3-2(さんひくに)」は、4期生の運上弘菜を新センターに、新境地を開拓する意欲作だ。山下エミリー(21)は、表題曲を歌う16人の「選抜」に約4年半ぶりに復帰。初めての「選抜」で抱いた感情は今のHKTからは想像もできないものだった。本村碧唯(22)も「若かった」あの頃を、苦笑しながら振り返る。一方、2作連続選抜入りの村重杏奈(21)は、ベテランならではの視点で「選抜落ちした期間」の大切さを語る。(古川泰裕)

新曲、最初は「肌が真っ白な…」みたいな

 -タイトルは「3-2(さんひくに)」

 山下「ぎりぎりで変わりましたよね」

 村重「最初、題名なかったよね」

 山下「なんか『肌が真っ白な…』みたいな」

 本村「あ、そうだったね。肌が真っ白な、なんちゃらかんちゃら…。『もう、なっぴ(運上弘菜)やん!』って言ったの、めっちゃ覚えている」

 山下「確か『白い肌の君がくれたもの』が最初で、がっつり変わりましたね」

 村重「一応、村重もママがロシア出身だし、肌も白いから『もしかしたら村重かも』っていう期待はありました。今ちょうどテレビとかも出させてもらっていますし、もしかしたら秋元(康)先生もこの流れに乗っかっちゃって…」

 本村「もう一回ね、村重の時代来るかな、みたいなね。しかも題名が『~くれたもの』だし、みんなとはちょっと違う村重がね」

 村重「東京ドームシティホール(今年1月)のコンサートではセンターもやっていたし、しげちゃんのセンター再来するんじゃないかと思いましたけど…。全然なっぴでした(笑)。白い肌違いでしたね」

 -博多の面白い恋人…

 村重「パクリじゃないすか」

 -選抜入りを聞いたのは

 山下「私、LINE(ライン)の電話で聞いた。普通に買い物していた。ピーチ・ジョンで」

 村重「下着を買うな(笑)」

 山下「えぇっ!?ってなった」

 村重「久しぶりの選抜の子って、電話で連絡するシステムだった気がする。しげも『意志』(前作)の時、電話だった。しかも、その場で心境を聞かれるの。『どう?』って。考える時間もない」

 本村「どこにも使わんやろ、それ(笑)」

 村重「マネジャーさんが知りたいだけ(笑)」

 -一報を受けてどう思った?

 山下「ウ、ウレシイ…」

 本村「そんなんしか出てこんよね(笑)」

 山下「早く電話を切ることしか考えていなかった(笑)。家に帰って、あらためて一人で浸っていました」

「しぇからしか!」

ピリついている時だね

 -6枚目シングルの「しぇからしか!」以来、約4年半ぶり

 山下「あの時は、まだ研究生だった。全然、仲良くなかったです(笑)」

 本村「うそみたいにしゃべっていなかった」

 山下「恐る恐る、でした」

 本村「怖かったでしょ」

 山下「しかも『マジすか学園0木更津乱闘編』(HKT48出演のドラマ、2015年)があった時だから」

 本村「懐かしい!」

 村重「村重とエミリーって、入れ替わりじゃない?村重が『12秒』(5枚目シングル)で選抜に入ってエミリーが『しぇからしか』だから」

 -久しぶりの選抜

 山下「あの時はもう…怖かった。『やばい!』みたいな(笑)」

 本村「選抜メンバーも選抜メンバーで、まだ余裕がない時じゃないですか(笑)」

 村重「ピリついている時だね」

 本村「みんな若くて、いろいろなことを気にしてて。自分が自分が、ってなっていた時代だから、めっちゃ怖そう。今だったら優しく包み込めるけど…」

 村重「立ち位置16番手? なんだそれって感じ」

 本村「だからめっちゃ…申し訳ない(笑)」

 山下「いや、でも一緒にいる時は楽しかった。(選抜は)こういう感じなんだ、いいなあって思っていたり、次も入れたらいいなって思っていたりはしたけど…。そこからけっこう時間が空いて、今に至るから…。辞めんでよかったなって」

 -グループもエミリー自身も変わった

 山下「純粋に喜べるようになったのかな…? どうなんだろう」

 村重「昔に比べたら、すごく柔らかくなりましたよね、エミリーも。とがっていたわけじゃないけど、けっこう負のオーラを常に感じていた」

 本村「ずっと『病みリー』だった(笑)」

 村重「最近はけっこう元気そうで、話しかけやすくなったし」

 本村「すごくいい方向に変わった」

 村重「HKTも、後輩と先輩がどんどん仲良くなっているんだなって思いました」

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