アビスパ福岡25周年のベストイレブン サポーター集う店のオーナーが選ぶレジェンド  

西日本スポーツ

 サッカーJリーグ、アビスパ福岡が創設されて今年で25周年を迎える。これを記念し、西日本スポーツでは歴代ベストイレブンを皆さんとともに選ぶことにしました。まず“代弁者”となってもらうために本紙が電話やメールで直撃したのがサポーターが集まる飲食店。普段からサポーターの声に耳を傾けている店主たちがつくる布陣はいかに? 新型コロナウイルスという難敵に打ち勝ち、アビスパを酒のさかなに再び語り合う日を待ちながら、今はおうちで「最高のアビスパ」をつくってみませんか。 (店内、店主の写真はいずれも本人提供)

「最高のアビスパ」は?投票はこちら

 Jリーグ開幕から3年目の1995年、福岡県に待望のプロサッカークラブが誕生した。静岡県藤枝市から藤枝ブルックスが福岡市に移転。90年ワールドカップ(W杯)にアルゼンチン代表として出場したトログリオも藤枝からやってきた。

 同国代表のスター、ディエゴ・マラドーナの弟のウーゴも加入。96年に福岡ブルックスからアビスパ福岡に名称を変えてJリーグに参入した。ラカンチャの柴田賢司さんは「トログリオには華があった」と懐かしんだ。

 98年は2年連続の最下位に沈んだ。敗れれば99年から始まるJ2への“降格”が決まる川崎とのJ1参入決定戦1回戦。終了間際に同点ゴールを挙げて絶体絶命のピンチを救ったのが東福岡高出身のFW山下芳輝だった。96年に中払大介、久永辰徳らと高卒で入ったアビスパ1期生。チャーリーブラウンの山崎孝広さんは「福岡在籍時に日本代表に選ばれた無二の存在。クラブの絶対的エース」と言い切った。

 ブラジル人選手ら外国籍選手でベストイレブンを固めたドイスラゴスの山口輝義さんが選んだフェルナンドが延長Vゴールを決めて勝利。「神を見た夜」と語り継がれる試合に出場したメンバーからは柴田さんが森秀昭と塚本秀樹、酒場コージの倉冨幸治さんが選んだ久藤清一も名を連ねた。久藤は2006~10年にも所属。倉冨さんは「アビスパのレジェンド。プロ意識を植え付けてくれた」と理由を語った。

 J1昇格を果たした15年も店主らの記憶に残る。J1昇格プレーオフ決勝のC大阪戦。中村北斗の同点ゴールが“昇格弾”となった。04年に長崎・国見高から入り、移籍を経てアビスパに戻った中村北はハッチの森俊和さんと柴田さんが選んだ。3位なのになぜか4位C大阪のホームで戦った「長居の歓喜」からはウェリントン、城後寿、坂田大輔、末吉隼也、亀川諒史、堤俊輔、中村航輔も選ばれている。

 倉冨さんはこの試合をけがで欠場した同年のチーム得点王、鈴木惇も推した。「末吉とのボランチのコンビはお互いが生きた」と振り返った。

 同年に天皇杯でデビューしたのが福岡から世界に羽ばたく現日本代表の冨安健洋。ボランチとセンターバックの2部門で選ばれた。森さんは悩んだあげく「ボランチの印象が強い」と選出。石津大介も攻撃的なポジション2部門で名を連ねた。

 店主が3部門で名前を挙げたのが城後。13年の熊本戦。水谷雄一が負傷しGKを務めた“事件”は記憶に残る。柴田さんがGKに塚本を選んだ後、「(城後)」とも記したが、出場時間5分ちょっとと少ないため、こちらはネット投票のエントリーを見送った。

◆5月1日まで受け付け

 西日本スポーツでは、5人の店主が選んだベストイレブンを基に「あなたが選ぶ最高のアビスパ」のオンライン投票を行います。投票はこちらから。5月1日まで受け付けます。布陣は長谷部アビスパの基本とみられる4-4-2。もちろん、自由記述もできますので、あなたの推し選手を選ぶことが可能です。

アビスパ福岡 1982年に中央防犯ACM藤枝サッカークラブ(静岡県藤枝市)として創部。95年に福岡市へ移転、福岡ブルックスにチーム名を変更し、日本フットボールリーグ(JFL)優勝。Jリーグに昇格した翌96年からアビスパ福岡。2000年のJ1セカンドステージで過去最高の6位。01年にJ2降格。06年、11年、16年にJ1へ復帰したが、いずれも1年でJ2に降格した。13年に経営危機が表面化。14年8月からアパマンショップホールディングスが支える経営体制に代わった。本拠地は同市博多区のベスト電器スタジアム。

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