ノムさんと交わした熱い握手 貴重写真が伝えるソフトバンク甲斐の敬意

西日本スポーツ 伊東 昌一郎

 2017年7月2日の試合前。ソフトバンク甲斐は、達川ヘッドコーチ(当時)に連れられ、Koboパーク宮城(当時)の楽天ベンチに向かった。どっかり座る野村克也氏と握手を交わした。

 今年2月に亡くなった球界最高の名捕手と、売り出し中の若手捕手の初対面を捉えた貴重なショットだ。終始ガチガチの甲斐は3分ほどの間に、4度もお辞儀。大緊張の対面となった。

 取材後、現場から本社写真部に送ったものの、不運にも紙面掲載には至らず。普通なら、そのまま忘れ去られる運命だ。

 初対面から約5カ月後の17年11月22日、都内でジャイアンツとホークスのOB戦開催が発表された。会見で「ノムさんが甲斐をベタ褒めした」との情報に写真部のデスクが反応。お蔵入りとなっていたツーショット写真を発掘した。堂々、翌日の西スポ1面を飾った。

 テスト生出身のノムさんと、育成出身で侍ジャパンにも選出された甲斐。苦労人2人にふさわしい“大抜てき”の一枚だった。 (伊東昌一郎)

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