村田46歳史上最年少名人 マスターズC 【津】

西日本スポーツ

 津ボートのプレミアムG1「第21回マスターズチャンピオン」は26日、最終日の12Rで優勝戦が行われ、1号艇の村田修次(46)=東京=がインからコンマ02のSで逃げを決め、2007年9月・多摩川53周年以来となるG1通算2回目の優勝で、第14回を制した江口晃生(48歳2カ月10日)の大会最年少V記録を更新。賞金1100万円を獲得した。2着は2Mのもつれを突いた松井繁、3着には前本泰和が入った。

■ヒーロー

 村田が電光石火の逃げで主役の座に就いた。百戦錬磨の先輩レーサーを寄せ付けず、ファイナルを制した。「進入とかは考えてもしょうがないと思った。1号艇でピット離れもきている。どの位置からSを起こすか、それしか考えなかった。想定していた範囲で一番浅い所だったし、全速で行けた」と、早々と勝利を引き寄せた。

 「掛かり、ターン回りは良かったので(1Mを)先に回れば負けないと思った」の言葉通りに万全の逃走劇を演じた。2007年9月の多摩川周年以来となる2個目のG1タイトル獲得へのゴールへ突き進んだ。

「全速で行けた」

 初出場のマスターズチャンピオンで、第14回びわこ大会を48歳2カ月で制した江口晃生の記録を塗り替え、史上最年少で制した。「僕なんかじゃまだまだ。優勝はたまたま。ステップアップへの優勝にしたい」とレーサー人生の通過点ととらえる。「今回も挑戦者のつもりでやってきたし、まだまだ向上心はある」と前を見る。

 後輩を指導する機会も増えてきた中で、若いころの自分の思いを振り返ると同時に「教える側の気持ちも分かってきた。今が一番充実している」の実感もある。新型コロナウイルスの感染が拡大する中で、レースを続けられていることに「本当に感謝の気持ちしかない。自分のできることを精いっぱいやるしかない」。若きマスターズチャンピオンのレースに臨む姿勢にぶれはない。 (横山佳彦)

 ◆村田修次(むらた・しゅうじ)1973年7月11日生まれの46歳。東京都八王子市出身。選手養成78期生、東京支部所属。96年5月多摩川でデビュー(5着)し、同年6月平和島で初勝利。99年2月平和島で初優勝。2007年9月の多摩川周年記念でG1初優勝。今回でG1優勝は2回目で、通算優勝は51回。166センチ、53キロ。血液型A。

【優勝戦VTR】

 S展示は12456/3で本番も最初は同じだったが、松井が回り直し1245/36。S合戦の中、村田がすんなり1Mを先取りして押し切った。まくり差した西島、金子が続いたが、2Mの交差旋回時に両者が接触。その間に後続の松井、前本が差して浮上。それぞれ2、3着に入った。

■見せ場つくるも西島5着“反省”

 今大会最年長の西島義則の10年ぶり2度目のマスターズチャンピオン制覇はかなわなかった。「2着を守らないと…。2Mはもう少し冷静にならないといけなかった。舟券を買ってくれた人に申し訳ない」と反省の弁を述べたが、優勝戦も普段通りの積極的なコース取りで見せ場をつくった。準優でのイン取りを含め、クセ者ぞろいの今大会の中でも“インの鬼”の存在感はひときわ輝いていた。

【戦い終わって】

 松井 繁(2着)上出来ですね。エンジンはいい感じで仕上げられたと思う。毎節、一生懸命やるだけ。

 前本泰和(3着)仕上がりは良かったが、1Mで振り込む形になってしまった。

 上平真二(4着)進入は6コースを避けたかったので動いた。引き波を越える感じがもうひとつだった。

 西島義則(5着)Sが早かったのはビックリ。1Mは村田選手にいいターンをされてしまった。ボロエンジンを自分向きに仕上げられたのは良かった。

 金子龍介(6着)Sは放ったが、放って正解だった。体は大丈夫だが、2Mの接触でペラが壊れた。

◆売り上げ目標達成

 マスターズチャンピオンを無観客開催した津ボートは、6日間で53億9853万5700円(返還額1億3486万3100円)を売り上げ、目標額の40億円を上回った。

■村田サイン入りタオルプレゼント

 今大会優勝した村田修次選手のサイン入り大会オリジナルタオルを、1人にプレゼントする。希望者は、はがきに郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号、西スポボート面への意見・要望を書き、〒810-8721(住所不要) 西日本スポーツレース部「津G1村田タオル」係まで。締め切りは5月10日必着。

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