コロナ禍自粛のJ1大分MF、驚きの美声とピアノで魅了「笑ってもらえたら」

西日本スポーツ 末継 智章

 新型コロナウイルスの影響で活動自粛中のJリーガーが会員制交流サイト(SNS)を使って情報を発信する中、J1大分トリニータMF島川俊郎(29)の写真共有アプリ「インスタグラム」が注目を集めている。3月下旬から連日、電子ピアノを演奏しながら美声を披露する動画を公開。サポーターや他のJリーガーらが、がむしゃらなプレースタイルとのギャップにもえている。島川は27日、オンラインでの合同取材に応じ「僕は歌からエネルギーをもらい、助けられた。僕の動画を見て笑ってもらえたら」と思いを語った。

 島川は小学1年生から中学卒業まで自宅近くのピアノ教室に通い、卒業後も趣味で継続している。仙台在籍中の2013年には東日本大震災の復興支援活動として被災地で演奏を披露。昨季甲府から大分に移籍した際も電子ピアノを持ち込んだ。

 東日本大震災から9年になる3月上旬に演奏動画を公開。コロナの影響で自宅にいる時間が長くなった同月下旬に「だらだら過ごすのは嫌。サッカー選手なのに何をやっているんだ、と笑ってもらえれば」と1日1本公開を目標に掲げた。

 公開本数は「上を向いて歩こう」や星野源の公開動画「うちで踊ろう」とセッションをするなど計50曲以上。ひたむきなプレースタイルからはイメージしにくい?優しい歌声にサポーターから「感動した」などと反響があった。「今まで以上に応援してくださる方のことを近く感じる」と感謝する。

 トリニータが勝利した後にサポーターと歌う「大分よりの使者」も公開した。「歌詞やメロディーを調べるうちに曲の価値や空気を今までより感じるようになった。今度勝って歌うときは今までよりも染みると思う」とリーグ再開を切望する。

 「グランドピアノを買うのが将来の夢」と語る島川は、全国高校総体などの大会が中止になって「目標」が消滅した若手アスリートたちに継続の大切さを訴えた。「僕はサッカーを何度もやめようと思いながら続け、最近ようやく(チームにおける)自分の存在価値が見え始めた。ピアノも楽しいから触り続けてきた。続けることで見えてくるものがある。絶対に諦めずに競技を続けてほしい」。インスタグラムのアカウントは「shimakawa.t」。伝わるものがある。 (末継智章)

【動画】星野源の公開動画「うちで踊ろう」とセッションをする投稿

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

#うちで踊ろう #星野源 with としお✖️3 #主張強め としお✖️ 1 #歌ってみた 素敵な企画です。

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