メイウェザーの言葉に奮い立つ23歳 サッカー逆転五輪代表へ「確かにチャンス」 

西日本スポーツ 末継 智章

「人が休んでいる時、俺は練習している」

 長友×メイウェザーで東京五輪へ!! 元U-22(22歳以下)日本代表でJ1大分トリニータのDF岩田智輝(23)が30日、オンライン取材に応じ、新型コロナウイルスによる活動休止中の肉体改造プランを明かした。1年延期された東京五輪代表入りを目指し、日本代表DF長友佑都(33)=ガラタサライ=の肉体改造を手がけたプロトレーナー・木場克己氏のトレーニングで体幹を徹底強化。ボクシングで世界5階級を制し、50戦全勝で引退したフロイド・メイウェザー氏(43)の言葉が動機づけになっていることも明かした。

 1月のU-23(23歳以下)アジア選手権のメンバーから落選した岩田が、東京五輪の1年延期を追い風にする。「自分は(五輪代表入りが)厳しい立ち位置と思っていたので、さらに成長できるチャンス」。延期期間でライバルたちを追い越す決意を口にした。

 成長への第1段階が体幹強化だ。日本代表DF長友や元日本代表FW金崎夢生(名古屋)らを指導する木場氏のトレーニング法を2年前から週2回行っていたが、活動休止となった4月7日からは週5回、腹筋回りのメニューを5種目こなす。

 「昨年、J1でアダイウトン(磐田、現FC東京)やディエゴオリベイラ(FC東京)といった外国人選手に当たり負けて、マイボールにできなかった。腹筋回りの鍛え方が甘かった」

 東京五輪の代表争いを制するためでもある。身長178センチの岩田のライバルは、同187センチの冨安健洋(ボローニャ)=福岡市出身=や同186センチの板倉滉(フローニンゲン)ら大型選手が多い。「身長差を埋めるためには彼ら以上のプレーの質が必要。守備を安定させるため、体を強くする」と狙いを説明した。

 Jリーグ再開の見通しが立たない状況で、昨年に動画投稿サイトのユーチューブで知ったメイウェザー氏の「人が休んでいる時、俺は練習している」という言葉が励みになっている。「確かに休みの時ほど差をつけるチャンス。逆に自分が休んでいる時に誰かが練習していると考えたら、『もっと自分を追い込まないと』と思う」とストイックに鍛え抜き、ライバルたちを追い抜く。 (末継智章)

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