ムネリン仰天「ついにホークスはすごいモンスター生み出した」/復刻

西日本スポーツ

 ◆日めくりソフトバンク 誕生15周年

 ソフトバンク球団は今年15周年。球団がソフトバンクとなった2005年からの出来事を、過去の西日本スポーツ掲載記事で振り返ります。

 2017年5月3日の出来事は…。

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 「ついにホークスはすごいモンスターを生み出した」。6年ぶりにホークスに復帰した川崎が、才能あふれる21歳の暴れっぷりに目を丸くした。「何がって、あの打球を見れば分かるでしょ。背番号も見てよ。彼もイチロー選手に憧れているし、毎打席『イチロー選手になれ』といって送り出している」。矢継ぎ早に最上級の賛辞を並べた相手は、4年目の上林だった。

 本拠地での西武戦。2点を追う4回2死満塁。1ボール2ストライクと追い込まれながら、高め147キロを振り抜いた。打った瞬間、西高橋光がマウンドにひざまずくほど完璧な一発。右翼スタンド中段に飛び込むグランドスラムは、ゴールデンウイークで超満員だったファンを興奮の渦に巻き込んだ。

 さらに、6回2死一、三塁では、ワンバウンドしそうなフォークに体勢を崩されながらすくい上げ中前へ。豪快なアーチの後は、巧みなバットコントロールを見せつけた。

 2安打5打点で連日のお立ち台でのヒーローインタビュー。「いやあ…出来過ぎですね。明日、ケガしないように頑張ります」。前日2日も2本塁打を含む3安打5打点をマークし、2戦合計で3本塁打10打点の大暴れ。神懸かりとも言える活躍に怖さを覚えるのも当然だったかもしれない。

 川崎の予言通り、上林はこの年にファン投票で球宴に初出場し、シーズンで自身初の規定打席に到達し13本塁打を放った。アジアプロ野球チャンピオンシップの日本代表に選出され優勝を味わうなど飛躍を遂げた「モンスター」の片りんを見せつけた。

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