経営難のJ1鳥栖、金監督がファンに「後押しして」結束呼び掛け

西日本スポーツ 末継 智章

 J1サガン鳥栖の金明輝監督(38)が6日、ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を使ってサポーター約100人と交流し、取り沙汰されている経営難に対してサポーターが抱く不安の払拭(ふっしょく)に努めた。一連の経営難報道について、金監督が言及したのは初めて。

 金監督は最後のあいさつで「いろいろ報道が出たりして不安な気持ちとか応援するがゆえに心配したりすると思うが、(サポーターの思いが)違う方向に向いちゃうのはどうかなと。今は緊急事態宣言が終息したときにためているパワーを出せるよう準備しているし、会社としてもより前へ進むための取り組みもしている。後押ししてもらいたい」と結束を呼び掛けた。

 事前に寄せられた質問では経営難報道を踏まえて「選手たちが移籍したいと言える状況ですが」と尋ねられたが、金監督は「こういう報道が出て移籍したいというケースが無きにしもあらずと思うけど、このクラブで結果を残したいという選手たちがほとんど。今はそういう話はないし、なおさらクラブのために頑張ろうと思っているのでは」と回答。さらに「竹原(稔)社長も大丈夫と言っているので信じるしかないし、本当にそういう(経営難の)状態ならばサポーターの力を貸してもらい、僕たちももっともっと頑張る」と力説した。

 参加したサポーターからは降格がなくなった今季の戦い方についても問われ、金監督は「優勝や上位を目指しているので戦い方は変わらない。ただ、残留は確定しているのでより思い切ったプレーは要求したい」と回答。「最低でも昨年より点は取る。チームから得点王が出るくらいの場面をつくりたい」と攻撃的なサッカーを掲げた。(末継智章)

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