ソフトバンクOB柴原洋氏「不安抱えているはず」指導する高校球児に送ったメモの中身

西日本スポーツ 西口 憲一

 夏の甲子園大会の開催が危ぶまれるなど新型コロナウイルスの感染拡大が高校球児にも暗い影を落とす中、春夏通算2度の甲子園出場経験がある福岡・自由ケ丘高ではプロ野球の福岡ソフトバンクOBで同校野球部の臨時コーチを務める柴原洋氏(45)=本紙評論家=が活動停止中のナインを「メモ」で懸命に激励している。

 全体練習ができず、3年生と2年生の部員31人は個々で自主練習を続けている。今春入部した26人の1年生とはまだ顔を合わせていない。「特に3年生は不安を抱えているはず。一生懸命やってきたことをぶつける舞台、夏の大会だけは何とか開催してほしい」。現3年生は自身が臨時コーチに就任した2年前に入部。柴原氏は切に願う。

 実戦から遠ざかり、心配するのが「眼(め)」だ。「体力や筋力も大事だが、速い球を捉えるにしても眼は鍛えておかないといけない。私自身、現役時代に取り入れていた」。冷蔵庫に張ったマグネット式の数字を目を動かして探し当てるなど自宅でも簡単にできるビジョントレーニング法を紹介。これまで打撃指導してきた要点も文章にまとめ、同校のコーチを通じてLINE(ライン)で部員に送っている。「最後まで諦めないこと。前向きに取り組んだことは必ず生きるから」。熱い夏が来ることを信じながら、球児をサポートする。 (西口憲一)

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