バド世界4位「ソノカム」嘉村健士の料理ツイートが話題 ほぼ未経験からめきめき上達のワケ

西日本スポーツ 伊藤 瀬里加

 アスリートの「#おうちごはん」をのぞいてみたら…。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、活動が大幅に制限されている東京五輪を目指す選手たちも自宅で過ごす時間が増えている。そんな中で増えているのが、ステイホームの一環として自炊をする選手だ。スポーツ選手にとって体づくりに直結する「食」は大切な分野。再び躍動する日に備え、おいしい手料理で心身を整えている。(伊藤瀬里加)

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 バドミントン男子ダブルスで世界ランキング4位の嘉村健士(トナミ運輸)=佐賀県唐津市出身=は、会員制交流サイト(SNS)のツイッターに投稿している料理画像が話題を呼んでいる。本人も「結構、見ていただいています」と反響に驚く。

 焼きそばやチャーハン、煮込みハンバーグに具だくさんの韓国料理スンドゥブ…。肉や魚、野菜とバランスのよいメニューが並び、彩りも鮮やかだ。サッカー日本代表DF長友佑都の専属シェフ、加藤超也さんの動画を参考にしたスープも作った。

 自炊は社会人1年目に少し経験した程度。3月の全英オープン(バーミンガム)から帰国後、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため2週間の自宅待機を強いられたことがきっかけで、本格的な挑戦を思い立った。

 最初にチャレンジしたのは鍋料理。そこから徐々に手が込んだものに取り組み、調味料も買いそろえた。レシピはネットで検索するだけではなく、最近はツイッターのフォロワーから教えてもらうこともある。

 ペペロンチーノは当初「塩焼きそばみたい」だったそうだ。徐々に手際が良くなり、フライパンに加えるゆで汁の量も調整。「今は人に出せるくらいまではなったかな」と笑う。血圧が上がりやすい体質のため、抑制効果があるアボカドを取るなど工夫も凝らす。

 そんな嘉村は普段、熊本・八代東高時代からペアを組む園田啓悟(トナミ運輸)と世界各国を転戦。東京五輪代表まであと少しというところで選考レースが中断した。

 「(新型コロナウイルスの)早い終息が一番の願い。それができなければ思い切って練習もできないし、試合もない」

 自宅周辺のランニングや筋力トレーニングに励む合間に、女子シングルスの奥原希望(太陽ホールディングス)らとともに、SNSを通じてファンと交流する活動にも取り組む。「東京五輪に向けてバドミントンが少しずつ盛り上がっている。五輪が終わった後、その盛り上がりを少しでも下げないように」。外にも目を向けながら、コートに戻る日を待っている。

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