レンズ越しの死闘 看板に突っ込む阿部一と丸山

西日本スポーツ

 もし、新型コロナウイルスが猛威を振るっていなければ、4月に開催予定だった柔道の全日本選抜体重別選手権(開催延期)は、唯一代表が内定していなかった男子66キロ級に注目が集まるはずだった。阿部一二三丸山城志郎。順当に勝ち上がれば、決勝で当たる見通しだった。

 昨年4月7日の同選手権決勝では、お互いに譲らず組み合ったまま看板に突っ込む場面も=写真。同選手権を含めて2人の死闘を3度撮る機会に恵まれたが、丸山2勝、阿部1勝。毎回、どちらが勝つか全く読めない熱戦で、会場は異様に盛り上がった。

 レンズ越しの私見では、動きのキレなら阿部、気迫は丸山か。実力伯仲、どちらが五輪に出ても金メダルを取るんじゃないかと思わされる。おあずけになった次の対決こそが、真の“世界一決定戦”だと信じて楽しみにしている。 (軸丸雅訓)

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 西スポカメラマンが撮った決定的瞬間や記憶に残るシーンを集めた企画「お宝写真館」。取材時の思い出やエピソード、裏話などを随時、紹介します。

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