【動画あり】おうちで5分のエクササイズ 五輪金メダル候補を指導するトレーナー「これをやれば体の調子は崩しません」

西日本スポーツ 伊藤 瀬里加

 新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛が続く中、日本コンディショニング協会(NCA)会長で、北九州市出身の有吉与志恵さん(59)が自宅でできるトレーニング動画を動画投稿サイトで公開している。東京五輪代表に内定しているスポーツクライミング男子の楢崎智亜と同女子の野口啓代(ともにTEAM au)、競歩女子の藤井菜々子(エディオン)=福岡・北九州市立高出身=を指導。五輪金メダル候補も教える名トレーナーが、そのメソッドの一端を語った。

【動画】自宅で出来る!運動不足解消のコンディショニング!

 有吉さんは動画投稿サイト「ユーチューブ」で4月に5本の動画を公開した。テーマは腰痛改善や肩こり解消など、自宅でできるコンディショニング。いずれも5分以内で、スポーツが得意でない人も簡単にできる内容だ。テレワークなどで運動不足になりがちな日々も「これらをやっておけば体の調子は崩しません」と説明する。

 筋肉の状態を整え、けがの予防やパフォーマンスの底上げにつなげる「コンディショニング」に関する研究を続けてきたという。東京、神奈川でジムを6店舗経営しながら、3人の東京五輪内定者を指導。スポーツクライミング複合で昨年の世界選手権男子金メダルの楢崎智、同女子で銀メダルの野口に競歩女子で伸び盛りの藤井だ。

 東京五輪が1年延期されたため、選手の指導法も変化した。野口は30歳を超えるが「まだ改善の余地、伸びしろがある。抜群に強くなる」と断言。さらなる進化へ、楢崎智とともにクライミング選手がほぼやらない走り込みのメニューも追加している。

■「運動は科学」

 「運動は科学」と力説。機能解剖学、運動生理学などの理論に基づいたメニュー作りを心掛ける。コンディショニングは筋肉の弾力を取り戻す「リセット」と自身が「超低強度の筋トレ」と語る「アクティブ」という動作で構成。投稿されたユーチューブにもそれぞれ二つの動きが入る。

 福岡・戸畑高、日体大では陸上短距離の選手だった。卒業後は民間スポーツクラブでエアロビクスやジムの指導をしたが、大学で学んだ運動の理論と現場の指導法がかけ離れていると感じていた。「理論通りにプログラムを作りたい」と独自の方法を確立。元プロテニス選手の杉山愛さんら多くの選手を支えた。

 「今は平常心でいること」と有吉さん。我慢の時を過ごす人々を、これからも支えていく。 (伊藤瀬里加)

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